『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1296] 2013年01月23日(水) 23:37
[link:1297] 2013年02月01日(金) 23:39
[link:1299] 2013年02月02日(土) 00:04
[link:1298] 2013年03月01日(金) 01:53
[link:1300] 2013年03月02日(土) 22:53
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毎年、豪華な顔ぶれの方々が怒濤のごとく出演し、オールナイトでジャンルを越えた出し物が続くものすごいイベントです。
そんな大舞台にお誘いいただき、挑んだ「加藤千晶とガッタントンリズム」は鳥羽修(g)、高橋結子(dr)、河瀬英樹(b)、ブラウンノーズ1号(cho,toys)、ブラウンノーズ2号(cho,banjo)、多田葉子(sax)という布陣。
各バンド持ち時間20分、という短い時間でしたが、急発進、急ブレーキもありつつ、楽しい運転でした。
はじめて観ていただいたお客さんも、CDを呼び止めてお買い求めくださった方もいて、うれしい限りでした。
一緒に演奏してくれるガッタントンリズムのメンバーの頼もしさは、他に類をみません。
やっている時もひしひしとそう思うのですが、写真を観てなお、そう思います。
このライヴが行われた新宿ロフトは、私は出演するのは初めてだったのですが、サウンドチェックはセットチェンジを含む直前の15分のみ。
なにせたくさんのバンドやユニットが出るので、まともなサウンドチェックはなく、ほぼぶっつけ本番だったのですが、バランスもよくてとてもやりやすかった。
ロフトのスタッフの方とPAさんの連携も素晴らしくて、リクエストしておいた機材のことも完全に準備されていて、セットチェンジも夢のようにスムーズ。
当日になって変更になったこちらのお願いや途中のトラブルにもものすごい迅速さで対応していただき、感動の神業でした。
まさにプロフェッショナルの仕事を見せていただきました。
いやー、ほんとに気持ちがスカッとするような職人技、ブラボー!
こういう裏方の方々の仕事も神業ならば、表に立つ出演者の方々ももちろんすごいわけで。
壮大でもユルくても脱力でも、それぞれの潜在能力がものすごい高いひとばっかなので、ああいうすごい催しができるんだなあ、と完全に見物客の一人として感心しきりの夜でした。
久しぶりの方々にもたくさんお会いできたり、初めての方や、お名前はよく存じているけれど、お話しするのは初めてだったりの方々ともいろいろお会いできて楽しかったです。
久住さん、シャケさん、栗ケンさん、あがたさん、会田誠さん、マツさん、知久くん、石川さんはじめパスカルズのみなさん、それから梅津さん、メリィさん、マルタくん、川口さん、矢口さん、かわいしのぶさん、小峰さん、ノアルイズ・マーロンタイツの鈴木望くん、そして、しりあがり寿さん、天野さん、河井克夫さん、少年王者舘の夕沈さんや池田遼くん、それからおともだち、それと....
ほかにもすれ違った人や、お声かけようとしたけど叶わなかった方もいたけれど、ああ!たくさんの方に会えてうれしかった。
ご挨拶させていただいたみなさまありがとうございました。
出番前の準備や、打ち合わせや後片付けなどで、観たいものを泣く泣く見逃したりしたのだけど、どこもかしこもが一体であり、別世界であるような空間、桃源郷のような不思議な世界を見物できました。
個人的には久しぶりにパスカルズが観れたことがとてもうれしかったです。
夢のような、あの世のような、この世との堺目のような宴会。
目が覚めたらなんとなくやっぱり夢のようでした。
あの場でご一緒できたすべてのみなさま、ありがとうございました。