『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1269] 2012年02月01日(水) 23:10
昨年のご挨拶もしないままでしたが、昨年ライヴにお運びくださったみなさま、一緒に演奏してくださったみなさま、ライヴをする場を与えてくださったみなさま、いろんなことで力を貸してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。
昨年は色々なことがあり、まだまだ大変な時代は続くのだろうなあ、と思うのですが、それでもすべてのものは、止まることなく進んでいきますね。
時間の概念というのはひとつのものさしですから、このでっかい流れからすると、年が明けようが、夜が来て朝が来ようが、大して関係ないような気もしますが、それでも朝が来て、日が暮れて夜になり、寒くなり、暑くなり、今年もガタゴトと進んでゆくのですね。
みなさま、今年もできる限り健やかに、ユルく、スルドく、そして軽やかに、泣いたり笑ったり歌ったりしましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。