『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1201] 2010年01月15日(金) 18:58
3Dは初めてで、面白かったけど、わりと想像どおり。3Dの効果として面白かったのは、カールじいさん本編の直前にやったショートムービーみたいなやつのほうが面白かった。
雲のわふわふ感とか空の様子とか。
3Dはさておき、カールじいさんは、すごくよくて、面白かったんだけど、物語が、というよりも、初っ端から物語の本題に入るまでの、すごいスピードでそこまでのことが綴られるシーンでずっとうるうる泣きっぱなし。
私はなぜか、『その人やモノやコトが歩んだ道、とか軌跡、とか人生、とかそういうものがめくるめくスピードでフラッシュバック(までいかなくても)する』というシーンには無条件に弱くて、そういうのに遭遇すると途端に泣いてしまうようだ。なぜだろう。
まあ疑問は疑問でおいておいて、ともかく、まるで人は泣いてないような導入部分からずっと泣きっぱなしで、物語はもちろん面白かったけど、最後のほうはわりと涙がかわいて楽しんで観れた、という感じだった。
で、映画の帰り、とある雑貨店に立寄り、偶然かわいいソックスを見つけたので、大して値段も見ず、色違いを2足買うと、レジで『6400円になります。』とサラッと言われた。高っ!
えー、そんなに高かったんなら先に言っておくれよ(というか値段見なさい)。だって、高い洋服屋さんじゃないし(雑貨屋さんだし)、そんな高いと思わないじゃん!
なら1足にしといたのに、しかし、1足やめます、と言えなかった小心者の私....。
でもいいの。かわいいからいいの。穴あいても繕ってはくから。
しかし、こんな色とりどりのソックスを買ったのは何年ぶりかしら。
それはそうと私、ソックスを洗濯して干す時に、2足ずつハンガーにかけるんだけど、どうしても2足の色とか柄とか質感の組み合わせがマッチしてないと気がすまない。その時々で、これはどれとも合わない、っていうやつもあって(そういうのは1足で干す)、これはその、結構組み合わせを選ぶタイプだなあ。色は色々合うのもありそう。