『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1202] 2010年01月20日(水) 00:20
[link:1201] 2010年01月15日(金) 18:58
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[link:1199] 2010年01月05日(火) 17:49
[link:1198] 2010年01月01日(金) 00:41
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TOKUZOは、自分のライヴができてなくても、名古屋へ帰ったたいていお正月には森田さんといづみちゃんに会いに行くのだけど、去年はぜんぜん行けなくて、ほぼ2年ぶりぐらい。で、終演後に行こうと思ってお店の前まで行くと、まだライヴ中。近くでぶらぶらと時間をつぶして、いつもとは反対側の通りから再度TOKUZOを目指して歩いていると、ちょうど森田さんといづみちゃんと数人の屈強そうな男のヒトたちががやがやと歩いてくるところへ出くわした。
聞けば、これから『今池プロレス』という催しの打ち上げだという。もし私たちがいつものように表通りからTOKUZOへ向かっていたら、TOKUZOには森田さんもいづみちゃんもいなくて、会えずに帰っていたところであった。こんなところで会えたのも何かの導きか、と、まったく関係ない私たちも『今池プロレス』の方々の打ち上げに参加させていただくことに。
かれこれもう15年ぶりぐらいに『味仙』へ行った。味仙はとにかく『酢豚』がおいしい、という記憶があって、15年ぶりにやっぱりその記憶が正しかったことを確認した。
味仙の酢豚は、いわゆる普通の酢豚ではない。ケチャップっぽくて酸っぱいいわゆる酢豚のソースとはまったくちがうのだ。揚げた豚肉に酢を配合したサラッとしたお出汁のようなもの(?)がかかっている。そして、ちょっと甘酸っぱい謎のきゅうりがそえられている。もちろんパイナップルとかはまったく入っていない。タマネギやピーマンは入ってたと思うけど、あまり目立たない。あくまでも『サラっとしたソースのかかった豚肉の揚げたもの』と『添えられたきゅうり』である。そして、とてもおいしいのである。名古屋へ行かれたら、ぜひ『味仙』の酢豚を食べてください。あ、ギョウザもおいしいです。酢豚やギョウザ以外の料理はほとんど『辛い』ので私はあんまり食べたことがないんだけど、おいしいようです。
あ、味仙の話ばかりになっちゃいましたが、おじゃました今池プロレスの方々は、マグナム今池さんを筆頭にとても『すてきなオッチャン&若者』で、プロレスと今池を心から愛していることがよーくわかり、まったく未知の世界ながらすごく楽しくお話しを聞くことができた。中でも、その場にはいらっしゃらなかった『ウルトラマン・ロビン』さんという人のことを、ほんっとうにみんなが敬愛していて、そのロビンさんという人を観てみたくなってしまった。なんでも、一度ロビンさんの試合(?)を観ると、誰もがそのパフォーマンスと人柄に虜になってしまうらしいのだ。そして、そのロビンさんのよさは観る側も年をとったりいろんな経験をして人間的な幅が出てくるにつれて、よりわかるようになり、どんどんロビンさんを好きになってしまうらしい。そんなロビンさんというのは一体どんなヒトなのか。気になる....。
その後、味仙を後にして、TOKUZOに戻り、朝まで森田さんといづみちゃんと久しぶりにがっつり飲んで話すことができた。臼井さんも居たんだけど、途中で眠り出し、いつの間にか帰ってしまった。
森田さんといづみちゃんはベロンベロンだったんだけど、話している内容がすごくよい内容で、ああ、今日ここへ来れてよかったなあ、と思った。森田さんの考える、TOKUZOのこうあろうとする形、の話はほんとうにグッとくる。森田さん的には(というかTOKUZO的には)できた当時といろいろ変わってきていることもあると思うけど、この森田さんの掲げる一番コアの部分はできた時からまったくブレてないと思う。少なくとも私が森田さんと始めて話したほぼ10年くらいは前(だったと思う)からブレてない。
それから、『人に何かを任せられる』ということについての話もたいそう心に沁みて、うーん、まだまだシュギョーが足りんなあ、と我が身を省みたひと時だった。
エコの話もそうで、突き詰めれば、地球に一番エコじゃないのは人間が存在してることなんだからなあ....と私の中で日頃もやもやと堂々巡りで考えていることも一刀両断してた。まあこの話はわざわざ書くことでもないので割愛しますが、そういういろんなことを話して、面白かった。そして、もうひとつ、TOKUZOのいづみちゃんはほんとうに愛すべきヒトだ、ということも大体この場で毎年のように確認するのだけど、今回もそうであった。実家に帰る、とか親に会う、とか友達に会う、とか、そういうものとはまた別のナニカ強い魔法のような力で、いづみちゃんに会って話すと私はものすごく『あー名古屋に帰って来た』感が200%ぐらいになるんであった。その4割はいづみちゃんの操る名古屋弁のせいもあると思うけども、あとの6割は人柄である。
そんな大好きなTOKUZOで、今年はライヴします。まだまだちょっと先だけど。