『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
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そして今日はやっとカーテンの洗濯と、散らかり放題の仕事コーナーまわりの片付けに着手する。一昨年あたり、資料と楽器と本と洋服その他ガラクタで飽和状態になり、仕事ができなくなった仕事部屋を出て、リビングの一角にほんの束の間、間借りするつもりで設置した仕事コーナーがどんどんふくれあがり、今、我が家ではMacの隣(同じテーブル上)でごはんを食べている。
ものでいっぱいになってしまった旧仕事部屋は現在、保管部屋として活躍(?)している。
で、現在のこの仕事コーナーにあふれたものをスッキリさせるには、@捨てる、A保管部屋へ保管する、のどちらかしかないので、とりあえず、捨てるものは捨てた。が、意外と減らない。なので、保管部屋のものを更に捨てて、そこへこちらもものを保管する、という二度手間な感じのことをやりはじめたわけだが、保管部屋のほうは一度大片付けをやって、捨てられるものは捨てているので、もうどうにも、捨てるものはないのだ。
そうこうしているうちに、昔のネタ帳とか、ドロップ横丁やライラックアパート一○三を作った当時のいろいろが書かれたノートなんかも出て来て、ふむふむ、なんて、ぜんぜん片付けにならん!
結局、ゴミ袋2袋分のゴミなどが出たが、見た目はまったく変わっていない。
本やファイルなんかは、もうどの棚にも1mmの隙間もないので、そもそも収まらないに決まっているのだ。なのでこれを片付けるには棚を買うしかないが、その本棚はどこへ?
堂々巡りに突入して、激しく消耗してしまい、今日のところはひとまず中断することにする。
年が越せるのでしょうか....。