『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1186] 2009年11月19日(木) 14:18
その間にちょうど栗コーダーカルテットがツアーで名古屋に来られてたので、E.L.Lで観戦させていただく。『栗コーダーの15周年』らしく、壮大な、でもユルい、歴史絵巻を見たような、あるいは、一緒に笑いながら、現在進行形の素晴らしき歴史を振り返ったような、とても楽しくイカした、そして充実したライヴでした。
そのほかには、家の用事をすませて、92歳のおばあちゃんに会って、今回友達には誰にも会わず、おしまい。
帰りはスタジオへ直行、仕事の合間に、名古屋土産の「ゆかり」の効果か、プロデューサー各氏にモノマネがウケて有頂天。しかし、ウケたわりに、まったく似ていない、といわれ、ますますヤル気に火がつく。修行の場は日常にあるものである。