『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1138] 2009年07月28日(火) 01:09
え、何?何?何?何?と思ったら、エアコンの送風口から水がタターッと漏れていて、床にツタタタタタ、タ、タ、タ、タ、という音であった。
がーん。
最近、我が家で先行きが懸念されているご長寿家電兄弟、冷蔵庫、テレビジョンに、エアコンまでもが加わってしまった。実は去年も水は漏れたのである。診てもらって、掃除してもらって、大丈夫そうだったので今年はタカをくくっていた。
とりあえず、また修理(っていうか掃除?)をお願いする。
なんとか、まだがんばってもらいたいものである。
ところで、うちにはそのご長寿家電三兄弟よりさらにご長寿万歳の洗濯機がある。
この洗濯機ちゃんは、三兄弟よりも三年ほど前に買ったものであるが、これまで一度の故障もなく、スネることもなく、日々すこぶる快調である。仙人の域ほどにもなると、スネたり、ムクれたり、ということもなく、今日はタオルを、今日はパンツを、今日は重い重いカーテンを、ご機嫌よくグルグルグルグルグルグル。
洗濯機本人はどう思っているのか知る由もないけども、洗濯機に学ぶ。
クーラーなくても、レーゾーコが鍾乳洞になっても、日々是好日。