『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1137] 2009年07月26日(日) 22:29
[link:1138] 2009年07月28日(火) 01:09
[link:1139] 2009年08月01日(土) 23:41
[link:1140] 2009年08月11日(火) 00:11
[link:1141] 2009年08月13日(木) 00:57
k-diary script by Office K.
※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。
花園神社の真裏。新宿はどうも弱い。
上野さんのライヴはとってもよかった。
上野さんの歌と三味線はブルーズである。
まぎれもなく日本の、ある街の、暮らしの中にあるぼやきの一欠片であったり、ことがらのひとつであったりすることが、ぽつん、とそこに浮き出して見える。その浮き出して見える見え方が、ブルーズを聴いたときに感じる例えようのないナニカとすごーく似ている、と思う。すごいな、と思う。
そして、中尾さんのドラムを間近で聴いて、そのスバラシサを改めて感じた。あんなに力が抜けていて、あんなにシンプルな「ッテッ ッテッ ッテッ ッテッン」に、ものすごーくグルーヴがある!すごいな、と思う。
世の中にはすごいひとがいっぱいいて、すばらしい。
終演後、とてもお腹がすいていたので、ゴールデン街でまさかの「きしめん」を食べる。もちろんお酒飲まずに。