『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
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そこにうすいピンクの花がひとつだけポカンと咲いていた。あさがおのパッと咲いている感じじゃなくて、ほんとにポカン、という感じ。あれ?まだオレ早かったっけ?っていう吹き出しをつけたくなる。
向かいのお家のあじさいは白い花。
まだ咲き始めのようだから、もしかしたらこれからもう少し色がつくのかも。
塀からもりもりもりとこぼれ出ているようなあじさいを見るのがとても好きだ。