忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2009年05月15日(金)

17日のリハ。
今回は河瀬さんと修どんとの三人組です。
今回は今回で、シンプルだけどグルーヴィな感じ。リハも楽しく進行し、本番が楽しみです。
アノ曲のカヴァーにも挑んでみます。どんなになるでしょう。
日曜日の横浜、ぜひいらしてください。


[link:1110] 2009年05月15日(金) 23:28


2009年05月13日(水)

17日のライヴが近づいてきて、準備したりしてるんですが、ついこの間、ちょっと悲しいことがあったりして、そこからまたちゃんと進んで行かなければいけないんだけど、そのために歌を作ったりもしたんだけど、まだそれを歌えるだけのところへ行けていない。その『悲しいこと』って文字にするのも悲しいので避けたい、そのために日記も書く気もちになれませんでした。
というような、感じですが、ライヴの日までには必ず元気になっていると思います。
また、そのうちに日記も書きます。
なにか意味ありげなことを書きたかったわけではないのですが、そんな感じになっちゃって、なんかいやですね。
読んで気になっちゃった人、ごめんなさい。
明日はきっと普通の日記にしよう。

[link:1109] 2009年05月15日(金) 00:06


2009年05月08日(金)

わたしのまわりで、わたしが本当に尊敬する食通、といえば、そう、それはブラウンノーズのお二人。あの人たちの作り出す音楽も本当に大好きで、心から素晴らしいと思うのですが、それと同じぐらいすごいと思うのが食に関すること。
なぜそれを今改めて書いてるかというと、もうかれこれ3年ぐらい前にBN2号さんに『名古屋の地酒だったらカモシビトクヘイジってやつがうまいと思いますよ〜。』と、かるーく雑談の中で薦められた日本酒。ご存知の通り、BNさんは、そのたまらなく面白い語り口に若干の北関東のイントネーションが混じっているため、その時は『へえー。』と聞きながら、その実『カモシビトクヘイジ、ってどこで区切るんだろう....?』と思って、その言葉だけが呪文のように頭に残ったのみでした。
それがつい先日、本屋さんで、大人の某高級雑誌(うーん、しいて言うなら家庭画法的な。出て来る品物やお店がいちいちケタ違いな。)の名古屋特集をパラパラ立ち読んでおりましたら、『パリの三ツ星レストランで初めてワインリストに加わり、昨年はソムリエの世界チャンピオンが醸造元を訪れた、世界へはばたく極上の日本酒』として『醸し人 九平次』が紹介されておりました。
あの『カモシビトクヘイジ』でした。
それにしても、私が2号さんに耳打ちされた時期を考えると、ソムリエ世界チャンピオンが訪ねるよりぜんっぜん早く、2号さんはどこかでこのお酒を既に飲み、これはうまい、という評を下していたことになります。
どこでそんなお酒知っとったん?と。
どこまで舌肥えてるん?と。
2号さんといえば、すごくおいしいとんかつを一緒に食べた時、『いつもおいしいはおいしいんだけど、今日みたいにめっっっっちゃくちゃおいしい!っていう時と、あれ?この前のほうがおいしかったな、っていうぐらいのおいしさの時があって、ちょっと惜しい時があるんですよ。』と言うと、『そりゃあそうでしょうね、肉は生ものですから。』という名言を吐いた男前。
デジタル的にいつもいつも全部が美味しいほうが嘘っぽい、という、そのあまりにもシンプルで的を得すぎている解釈は、まさにホンモノです。
そして、以前ライヴの時にBN家でごちそうになった、あのなんでもない野菜やごはんやお魚のなんとおいしかったこと!
ほんとにあのひとら、まちがいなくホンモノの食通だと思います。
ああ、今度はBNさんたちと一緒にレコーディングしながら合宿とかしたら楽しそうだなあ!それだ。そうしよう。
でもまず、件の『醸し人 九平次』、飲んでみようっ!(でも今見たらネットで買えるみたいだけど、ラベルがいろいろありすぎてよくわかんない!)




[link:1108] 2009年05月13日(水) 02:04


2009年05月04日(月)

大変珍しいことに、世間とお休みが一致して、この数日はぽっかりお休みになったのだけど、バテて爆睡。起きたら3時。え〜.......。しかもなんか体調グダグダ。千駄木一帯でやってる『一箱古本市』に行こうとはりきっていたが、ここで人ごみに出かけるとなんかヤバそうなのでひとまず家で待機。
休み明けに来る締切のことを前倒しでやっておくことにするがはかどらず。
だんだんお腹が痛くなってきて、また寝る。

5日。こどもの日。
近所の子供は出払っているようで、雨降ってるし、こどもの日っぽいことは何一つ味わえず。諸々の事情で、この日も結局引きこもり、17日の準備もしつつ、曲作りに没頭。
出かけて曲のネタを仕入れたいが、我慢。また頭の中がごちゃごちゃしてきて、チョコレートに逃避する。ヘブン(近くにある『へんなセブンイレブン』の略)で売っている『
伊達の蜜桃』という桃の100%ジュースが夢のようにおいしい。

[link:1107] 2009年05月09日(土) 01:16


2009年05月03日(日)

高校生の頃、RCサクセションのライヴで前から二列目がとれて、アンコールでキヨシローと目が合って、キヨシローが着てたTシャツを投げてくれたのに、隣の席の人に手をひっかかれて横取りされた、というのは、人に話すと皆『ああ、そういうのってみんな目が合った、私にTシャツ投げてくれた、っていうんだよ』と言って相手にしてくれないけれど、その時のライヴのことははっきり覚えています。20年以上前の話。
音楽を作る者としてはあまりにもスゴすぎる先輩だけども、面識はないから『清志郎さん』なんて図々しくて言えない。ひとりのファンとして、尊敬と親愛の気持ちを込めて、やっぱり『キヨシロー』と呼び捨てにするほうがしっくりくる。

どんとも死んじゃった。
キヨシローも死んじゃった。

死んじゃった、というのがなんとも信じられない不思議な感じで、キョトンとしてしまうけども、わかっていることは、キヨシローという存在はあちらにもこちらにも確かにずっとあり続けるし、大好きな歌もいっぱいあるから、これからも時折聴いたり歌ったりすると思います。
ただ、キヨシローという人から、この先の新しい記憶が生まれなくなってしまったことがとてつもなくかなしい。

やってくる端から次々と過去になっていってしまう止まることのない、この世では『時間』と呼ばれているモノは、当たり前だけど、何物の上にも等しく止まることはない。とにかく、自分にもソレは後から後から注いできては流れていくのだから、出来る限りソレを大事に過ごそう、それが生きるってことだよなー、とキヨシローの生きた姿を見て改めて思いました。


[link:1106] 2009年05月06日(水) 01:56

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。