『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1093] 2009年04月01日(水) 23:55
長年私の曲をモニタしつづけてくれたヘッドフォンちゃんは結構いいかげんに買っちゃった2代目でした。3代目はいいのを買おう、とぼんやり思っていたのだけど、耳が痛くならないやつ、とか耳の部分が小さめのやつ、とか、作りがゴツくないやつ、とか理想を盛り込んでいくとなかなかぴったりくるのがない。50個ぐらいうわーっと試聴できるコーナーへ行ってかたっぱしからかぶって聴いてみるが、音を聴いて『コレイイ!』と思うやつは形がゴツかったり、耳が痛くなりそうだったり、音も形もかぶり心地もいいんだけど、5万ぐらいで、しかも耳当ての外側部分が『日本の職人の漆塗り』だったりして、それはどうもなあ(そんな贅沢品としてのヘッドフォンて.....)とか。
結局あれこれ迷って、最後の最後によさげなやつを見つけ、それに決定。
ついでにiriver用のイヤホンも欲しくて見てみる。あの耳に入れるタイプのイヤホンは10分ぐらいでどーうしても耳の穴が痛くなっちゃってぜんぜんダメなので、耳にひっかけるのを使っていたのだけど、密閉してない分電車だと騒音がうるさくて曲が聴こえないのだ。で、売り場を見てみると、一個だけ『耳の穴の小さい人用』というイヤホンがあった!やった!あるじゃん!うれしい〜!とさっそく購入。してみると、うわ超快適。
他にも立ち寄ったラジオデパート?みたいなところで色とりどりのマイクの帽子を売っていて、思わず胸がときめき、買ってしまう。
でかいテレビとかの音声用のマイクにかぶせる犬みたいなボフボフの毛のやつ(たまに画面から見切れてるやつ)も売ってて、まったく使い道ないけど欲しくなってしまった。かわいい色のケーブルとかツマミとかも欲しいよねー。手芸やさんでボタンを見るとつい買っちゃうあの感覚と一緒。10代20代の頃そうやって買いあさったボタンがまったく使い道なく箱いっぱいに眠っている私としては大変危険な感覚です。実際、買っちゃったマイクの帽子も使ってるマイクにサイズが合わなくて、お人形の帽子になってしまった(ロンドンの兵隊さん状)。危険危険。