『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
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でも、田所くんの、あの『真新しくはない白い紙に少し先の丸まった鉛筆一本でツーっとしたためたような世界』は、田所くんその人が歌うからその良さが群を抜くのであって、私が歌ってダイジョウブなんだろうか?と甚だ心配ではあります。
色気のない色っぽさ、とか、ひとくちかじっちゃったパン、とか、差してから2〜3日経ったあじさい、とか、そういう感じに歌えたらいいな、と思っています。そんないい感じできるかどうかわからないけど。