『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1080] 2009年02月19日(木) 01:36
真っオレンジのコートの人とか、超ミニのワンピースに真っ緑のタイツの人とか、銀座とも青山とも下北とも吉祥寺とも中目とも、もちろん谷中ともちがう、さすがおしゃれマッドシティ。
でも帰りに、ちょっと春着るものがぜんぜんないのでA.P.Cをのぞきに行ったら、60歳ぐらいのおじさまがスーパーの袋をさげてご来店。迷わずボーダーのカットソーを『これ』とお買い上げ。ポケットからお札や鍵や小銭を放り出して『え、いくら?』とお金を払う姿はまるで近所の立ち飲み屋でお勘定しているようで、すごいよかった。気取ってんのか、構わないのか、よくわかんない街で面白い。