忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2009年02月12日(木)

ライヴが終わり、一息つく間もなく翌日は徹夜。必死でデモをあげて10日は青い顔でタマコのライヴ観戦。クロコダイルへ行くのに出口へ要領よく出ることができず、明治神宮駅で同じエスカレーターを何度も下ったり上ったり。ようやく出口を出たら出たで、東西南北が狂って表参道ヒルズへ突進して歩いてしまう。
そんな自分がイヤ。
それはさておき、クロコダイルでのタマコはいつにも増してすごいステージ。音圧もすごくて耳がちぎれるかと思った(座った席が悪かった)が、それ以上に6人の魂圧っていうか気圧っていうかがすごくて、圧巻だった。

そして今日は今日で別のすべきことをもくもくとやる。
いつもそうだけども、物事というものはいつも重なってやってくる。そういえば去年の2月3月もこんな感じだったような気がする。がんばろう。風邪ももうじき治りそうだ。

夜、タマコのムーさんがやってきて、用事のあと一緒にごはんを食べる。束の間のおもしろタイム。二人してOちゃんの口からでまかせに何度もひっかかる。だんだん頭がボーっとしてきて、頬づえをついたまま眠ってしまいそうだ。

[link:1078] 2009年02月16日(月) 03:16


2009年02月16日(月)

なかなか更新が滞っております。
ライヴからこちら、完全に引きこもって作業の毎日です。大変にありがたいことでありますが、そんな忙しさはずっとは続きませんから、きっともうしばらくしたらまた一気にヒマになって、寝っころがってかりんとうなどをかじったりする日々になるのでしょうか。集中的な忙しさに笑ったり泣いたり、集中的なヒマさに泣いたり笑ったり、もうこんな生活が10年以上続いております。なんだかんだと波はありますが、おおまかなところは世の中のバブルも株の暴落もほとんど関係ない、という不思議な職業です。古本屋さんもわりとそんな感じ、とほうろうの宮地さんが言ってたなあ。
でも私の仕事はダイレクトに自分が作って売る、という図式なのである意味農業にとても近いと思います。芽が出て収穫までいくのもあれば時には途中でダメになるのもあるし、刈り取ったけど倉庫にしまわれちゃうのもあるし。
どれもこれもかわいい作品です。その時の私の頭の中の色合いや景色がババーンと曲にできあがります(もちろんそこに注文が入ってミックスされます)。没な子ほどかわいく思えるのも親バカでしょうか。そのオーダーには没でしたが、自分の秘蔵作品が増えると思うとうれしくもあります。いつかそういうのばっかりを演奏するコーナーがあってもいいかもしれませんね。

まあそんなこんなで、少しでもたくさんのおいしい野菜?が人々に届くようにがんばって作っております。

さて、来る5月あたりに発行される予定の、荻窪、西荻、吉祥寺、(三鷹も?)の古本屋さんが力を合わせて作っているフリーペーパー、『おに吉』第4号のために古本のうたを作りました。
10月のleteでちょろっとご披露しましたが『ほんの屋根本屋の屋根』という歌です。まだ少し先ですが、どうぞみなさま見かけられた折にはお手にとってください。



[link:1079] 2009年02月17日(火) 00:04


2009年02月17日(火)

打ち合わせで久しぶりに代官山へ。
真っオレンジのコートの人とか、超ミニのワンピースに真っ緑のタイツの人とか、銀座とも青山とも下北とも吉祥寺とも中目とも、もちろん谷中ともちがう、さすがおしゃれマッドシティ。
でも帰りに、ちょっと春着るものがぜんぜんないのでA.P.Cをのぞきに行ったら、60歳ぐらいのおじさまがスーパーの袋をさげてご来店。迷わずボーダーのカットソーを『これ』とお買い上げ。ポケットからお札や鍵や小銭を放り出して『え、いくら?』とお金を払う姿はまるで近所の立ち飲み屋でお勘定しているようで、すごいよかった。気取ってんのか、構わないのか、よくわかんない街で面白い。




[link:1080] 2009年02月19日(木) 01:36


2009年02月18日(水)

必死で曲作ってたら、また来た。
大学堂。
ブンブンチャカ♪ブンブンチャカ♪
だいがくどぉ、だいがくどぉ、
やぁ〜ってきましたぁ〜だいがくどぉ〜♪
ぬをーーっ!こっちは鶴が機を織るごとく曲つくっとんねんんんーー!いま出かかっとんねんーーー!
しかし.....ブンブンチャカ♪ブンブンチャカ♪
負けた。また負けた。
すべてをさらってゆく、大学堂。アイスクリームくれ〜。

ところで先日のライヴの際にはたくさんの差し入れをいただきありがとうございました。
その日にあっという間になくなったまい泉のメンチカツサンド、
それからおいしいパンとか、リリエンベルグの夢のようにおいしチョコクッキー。お手製のジャム、鎌倉『美鈴』の食べるのがもったいないような和菓子、へんてこチョコうさぎちゃん、などなど、本当にありがとうございました。
ありがたく、おいしく、みなすっかりいただき、すってーんとなくなりました。
みなさん、おいしいものを実によくご存知で、いつもおいしいものを探してはさまよい歩いている身には最高にうれしいです。
この場をお借りしてみなさまに今一度お礼申し上げます。

[link:1081] 2009年02月22日(日) 00:17


2009年02月22日(日)

あったかくなったと思ったらまたまた寒い。
コットンのコートを着たりダウンを着たり大変です。

さてさて、2月3月は世のみなさまもそうにちがいないと思いますが、いろんなことが同時進行的にやってきて慌ただしい季節です。
そんな中、5月17日の日曜日に横浜黄金町でのライヴが決まりました。
試写室その2で、アコーディオンの熊坂るつこちゃんとお兄さんの義人さんのユニット『ケチャップ』とご一緒にライヴをすることになりました。昨年9月に栗コーダーと知久くんとのイベントにお誘いをうけて以来、2度目の横浜。きっとまだほとんど『初めまして』です。横浜にお住まいの方、それから東京にお住まいの方もぜひ遊びにいらしてくださいまし。日曜日の少し早い6時半スタート。
若葉の頃の横浜でまったり楽しい会にしたいと思っております。

それから、その前に4月はleteで、ただいま鋭意計画中、その更に前の3月19日には、高円寺の円盤にて田所せいじくんの月例会におよばれします。
私のコーナーも少しやらせていただきますが、この日は田所くんの曲を私が歌う、という珍しいことをします。
こんなことってめったにないのでとても楽しみ。
どのライヴもいろいろ内容が違うのできっとお楽しみいただけると思います。
みなさまのお運びをお待ちしております。


[link:1082] 2009年02月24日(火) 03:41

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。