『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1062] 2008年12月28日(日) 01:08
忙しかったので買い物に行きそびれ、また夜中にそこへ行った。そこは夜中だろうがいつも静かににぎわっている。なぜなら、そこは畑の中にある『ヘブン』だから(詳しくは11月24日の日記をお読みください)。
昨日はお弁当割引の貼り紙が万国旗のようにショーウインドウを飾っていた。そして、成城石井との独自コラボによる独自仕入れ商品には異国情緒あふれる『マンゴーチリソース』や、イタリアのチーズ、沖縄の塩、各地の醤油が勢揃いし、これまた独自の『日本各地の名産品フェア』では木更津の『無添加生炊き海苔の佃煮』とか、食べたらあまりのおいしさにビックリの『蒜山ジャージー生クリームサンド』とかが並んでいて、昨日はその中に蔵王の『シベールのラスク』を見つけてしまった!!!
以前贈り物でいただいて以来、虜になってしまったラスクにこんなところで出会えるなんて。やはりヘブンだ。
そしてここのエライところは、一度だけの『仕入れてみました』風じゃなくて、その後も『あの生クリームサンドがすごいおいしかったのでまた買いたいのですが』と聞くと、レジのバイトくんでさえ『あ、少々お待ちください。そちらの商品は次回は○月○日の何時以降にまた入荷する予定です。』と教えてくれるのだ。ちゃんとセレクトしてくる商品に自信を持ってきちんと継続して仕入れてくれるのもエライし、バイトくんに至るまでが、その独自仕入れ状況をきちんと把握しているのもエライ。
レトルトカレーコーナーでは、これまたやはり店長U氏独自のセレクトによる『全国の絶品レトルトカレー』が並んでいて、流行りっぽいやつからタイカレー(これはほんとうにおいしかった)、松坂牛のや神戸牛のとかもあって、みな軒並み高い。1000円以上するのもある。そういうのを見ても、まさに自信のセレクトなんだろうな、と思わせてしまう何かがこの店にはある(って語ってるアタシは何者?単にオマケをしてもらったから完全な贔屓目線になっているともいえる)。
まあ、とにかくそんなこんなで、さすがにあれもこれもと買っていたらコンビニで万越えというとんでもないことになるので、あれもこれもカゴへ入れたくなるのをぐっと堪えて、じーーーーーーーっと厳選に厳選を重ねてお買い物。
ボジョレーヌーボー解禁日には、コンビニなのにひとりバリッとスーツを着て太っ腹なオマケをしてくれた店長U氏には、オマケのお礼も言いたいし、シベールのラスクを入れてくれたお礼(関係ないが)を言って、握手のひとつもしたいところだけども、それ以来会ったことがない。きっと仕入れに全国を駆け回っているのだろうか......と勝手に想像したりしている。