『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1053] 2008年11月22日(土) 11:24
15日のカーネーションは、休養中の矢部さんに代わりタマコウォルズから中原ムーさん。が屋台を支え、いぶし銀の腕がうなる男所帯に花を添えてました。花、とはいえプレイは超男前、どしょっ骨ドラマーのムーさん、きれいなお姉さんが叩いているとはとても思えない。まさに豚肉パワー全開か。矢部さんとはまた違うフレッシュな切れ味の、しかし土臭く骨の太いイカしたグルーヴに感動しました。その初めてのムーさんを大きな器で包みつつグルーヴを引き出し、波にしていく直枝さん、大田さん、友情出演で登場した鳥羽オサムどんの懐深いプレイにも感動。みなさん、年を重ねるごとに男ぶりをあげていってるし、昔の曲をやっても、新曲も、すべてが等しく、ちゃんとまさに『今』のものになっていてすごい。
さて写真は、いただきものの『ペリカン』の食パンです。知る人ぞ知る浅草の有名店。予約をしないとほとんど買えないという超人気店で、一度食べてみたかったアコガレのお店です。
包みの袋もかわいくて、その中にコツンと収まっている小さめの四角いパン(一番人気は山型パンですって)。トーストしてバターをのっけて食べました。お・い・し・い〜!
パンのスタイルは浮ついたところがなくて頑固一徹の職人技というかんじ。絶妙な歯ごたえととなんともいえない小麦のいいにおい。私は特に食パンの全耳(一斤の一番端っこ)が大好きなのですが、この全耳はまちがいなくベスト3に入るおいしさでした。
老舗ということは十分知っていましたが今HPを見たらなんと創業は昭和24年!それからスタイルは変わっていないそうです。HPの雰囲気そのままのシンプルさでますます好きになってしまいました。
さて、本日より、エンディングテーマを担当しました『中華学校の子どもたち』が横浜ニューテアトルで公開されます。横浜に続いて来月6日からは銀座シテパトスでも公開が決定しました。お近くのみなさま、ぜひご高覧くださーい。