『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1037] 2008年10月02日(木) 23:25
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[link:1041] 2008年10月15日(水) 23:55
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たくさんのお客さんに観ていただけたこと、あの顔ぶれに加えていただいたこと、初めての横浜でやりたかったサムズでやらせていただけたこと、すごくうれしかったです。
みなさま本当にどうもありがとうございました。
栗コーダーステージは、通常のユルい雰囲気は常にキープしつつ、演奏自体の勢いと脂の乗り具合はハンパではなく、とてもとても面白かった。やっぱりあの4人はスゴイ4人組です。4人組としてもすごいんだけど、一人一人もすごい人たちなので、そういう人たちと一緒に演奏したり歌ったりできて、時々、音楽人生における様々な難局面で「こんな時、もし栗原さんだったら.....?」「いやいやもしこれが関島さんだったらなんとするか.....?」などと各メンバーの人たちにバーチャルで教えを乞うたりして、大変にお世話になっている私はたいそう幸せ者であることよなあ、と改めて思いました。
そしてもうお一方の知久寿焼さん。知久くんはほんとに観るたびに、その存在感と説得力に圧倒されるのです。歌の力ってすごいなあとつくづく感じます。我が身を省みると「知久くん」なんてエラそうに呼んでていいのか?とフと思ったりしますけど、出会った時からそうだからもうしょうがないのです。私が17歳ぐらいの時に少年王者館というところにいて、それに知久くんも出たりして、その時が最初の出会いであるから、本当にもう長いことお友達なのですが、一度もちゃんと一緒にライヴで共演したことがなかったのでした。それがやっとご一緒できてすごくうれしかった。久しぶりに会ったのにあいかわらず「カトチ」と呼んでくれていたのもうれしかった。
栗コーダーのみなさんや知久くんを観ていると、どんなことになってもまったくゆるぎのないド太い根っこと幹がどかーんとあって、それが季節季節の花や緑にいろどられいる感じがする。さすがだなあ!すごいなあ!と思うとともに、ああ、私もがんばらなイカンなあ、とフンドシを締め直すのであります。
そして横浜のサムズアップというところもまた大変によいライヴハウスで、あの小屋の雰囲気だからこそ、そこに集まるお客さんがあんなになごやかで大らかなんだろうなあ、とうれしくなった。アメリカンスタイルのでっかいハンバーガーは激ウマ。またあそこでできる機会があるとよいなあ。
そして私は10月のleteに向かっていくわけですが、上野さんとの二人三脚、一体どんなことになるんでしょうか。たのしみ。