『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:1013] 2008年07月25日(金) 00:38
[link:1012] 2008年07月23日(水) 02:04
[link:1011] 2008年07月20日(日) 03:26
[link:1010] 2008年07月16日(水) 00:59
[link:1009] 2008年07月13日(日) 22:45
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今にも咲きそうだった睡蓮がまったくつぼみのまま咲かない。動かない。でも閉じてる花びらの様子とかをじっと見てみると「咲く前のつぼみ」というより「咲いて閉じたつぼみ」っぽい感じ。ひょっとして私の見ていないうちに咲いて、しぼんでいるのか?睡蓮ってそんな咲いたり閉じたりする花?フシギは募るばかりです。
昨晩遅く、タマコウォルズのムーさんと電話していて、ムーさんに「毎日楽しいことが起こってそうでいいですよね」と言われる。えぇっ?ムーさんにくらべたら私の毎日などなんと凡庸なことか!ムーさんといえば、ドラムの素晴らしさは言うまでもないが、万に一つのことが起きてスティックを捨てたとしてもエッセイストとして筆で充分食べていけるほどの文才があり、しかも、その文才を存分に発揮できるような面白い出来事が行く先々で起きるので、時折更新されるそのオモシロ日記は、読む人の心にリアルなお笑い伝説として後々まで深く刻まれ、時々思いもよらぬところで思い出し笑いを起こさせるとして有名である。ほんとうに面白い人なのである。
一方私の毎日といえば、忙しい時でさえ、ぼんやり起きてぼんやりメダカの世話をして、ぼんやりごはんを食べて、やっと仕事して、ピアノ弾いて歌って踊って、おやつを食べてテレビを見てひとりモノマネして本を読んで、パタッと眠っちゃう、というすごい簡単な円グラフにかける生活だ。その隙間にゴキブリとゴム手で闘ったり、青虫つきのブロッコリーに発狂してベランダの外の芝生にブロッコリーを放置したり、銀行の前で「この暑いのになぜアンタ黒い服を着てるの!」と知らないおばちゃんに怒られたり、というようなことがたまーにあるにはあるが、それでもおもしろ日記になるようなことは年に何度かしかないと思う。
ムーさんがいつかこのブログを本にまとめて出版してくれないかなあ。どこか出版社の人、やってくれませんでしょうか。