『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:959] 2008年02月25日(月) 02:26
それぞれにスバラシイキャラクターと演奏力を兼ね備えた面々のおかげで素晴らしくすてきな曲に仕上がっていく、この作業のなんと幸せなことか。そして差し入れていただいた黒糖どらやきのなんとおいしかったことか。みなさんありがとうございました。
詳しい記述は追ってするとして、スタジオでの仕事の時は何かしら『心の支え』を持って行く私である。今日は「かわうそくん」を連れて行った。かわうそくんはかれこれ15年ぐらい前に名古屋で買った。たぶん本当はくまだけど、色と顔の様子がかわうそのようなのでかわうそくんと呼んでいる。非常に表情がのほほんとしており、まるで鼻ちょうちんなどが見えるような『うっかり』した顔をしている。そしてかわうそくんはピッタリ100g。ポテンと重みがあってどこにでも座る。というか座らせたくなる。が、かわうそくんを外に出すことはない。だって大人だし(しかし稀に大きいポケットがある洋服の時はポケットにいることもあるが。大人だけど)。たいていはひっそりカバンの中にいる。カバンの中を思い出してフと笑う。私にとってなかなり大きな存在なのでした。