『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:952] 2008年02月04日(月) 23:55
[link:953] 2008年02月10日(日) 00:50
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[link:956] 2008年02月19日(火) 02:22
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実はこのあいだ、「レンジでパスタが茹でられるケース」というのを購入してみた。パスタを作る時に鍋で茹でなくてもいいと、フライパン一個で済むので、簡単に作りたい時はさぞ便利だろうと思い購入したのだ。それは細長いケースに水を入れてパスタを入れてレンジにセットし、鍋でゆでるより何分か余分に加熱する、というもの。チン!となったら、湯切り口のついたフタをしめて湯切りをしてフライパンへ。
さて、ずっと使うのを楽しみにしていて、やっと本日初試みとなったのですが、加熱時間があと4分ぐらいか、と思ってレンジの側を離れ、体感2分ぐらいした時「パッ」という密かな音が聞こえた。けども、たいして気にも留めず、それからニュースに気が行ってしまって、気がついたら、「待てよ、いくらなんでももう7分ぐらい経ってるんじゃ?と思いレンジへ行ってみると、そこにはまったくどこにも点灯部分がない真っ暗なレンジがあり、そして中のケースにはややふやけた気味のパスタがぼんやり沈んでいた。どうやらあの「パッ」という音を最後にレンジがこと切れてしまったようだった。整理すると、私のパスタは、その時点で加熱完了までの残り時間4分、マイナス2分(「パッ」の時間)、イコール2分。つまりおよそ2分を残した時点でレンジが突然動かなくなったが、時間はすでに7分経っていたので2分プラス余分の3分(私がニュースに気をとられていた時間)はお湯の中にただ沈んでいたことになる。
レンジはもう呼んでも押しても何も点灯しないし動きもしない。
ちょっと前から、なんとなく様子がおかしかったレンジ。連続して使うと2回目以降ぜんぜんごはんがあったまらなったレンジ。
けど、なんでよりによって今日なのか。せめて最後までパスタ茹でてってくれよ!
というわけで、今日は「パスタ茹でるケース」がどうだったか、という問題でなく、「微妙に芯が残ったままお湯でふやけたパスタをどのようにおいしくするか」、という難しい難題が浮上し、そこに意識が集中してしまった夕食でした。
さよなら電子レンジ。今までありがとう。