『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:913] 2007年10月10日(水) 03:09
[link:912] 2007年10月05日(金) 23:22
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[link:910] 2007年10月03日(水) 02:39
[link:909] 2007年10月01日(月) 01:52
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ところでその私がやってもらっている千駄木にある『ウルワシ堂』で、連日話題沸騰になっているのが写真のヘンなヒト。
なんでもある日、フと気がついたらお店の外に立てかけられていたそうです。全長約15cmほどの布製の手づくりこけし(?)。お店の前に『ポンと落ちていた』のではなくて、『ちゃんと立てかけられていた』そうです。こ、これはいったい......?
こういう見かけだから笑えるけど、これがもしシリアスな人形だったらかなり恐ろしい出来事です。
誰かがわざと置いたのかと思って、そういうことをしそうな人何人かに尋ねたらしいのですが、該当者はなし。じゃあ落ちてたのを誰かが拾って立てかけたのか。だとすると、落とした人はかなり探しているはずで、そうなると一応窓際に外を向けて置いておいたほうがいいかもしれないんだけど、『それをするにはビミョーにヘンなカオなので(笑)、今のところお店の出口の、外からは目につきにくいおかしな場所にこっそり置いている』んだそうです。あるいは、何かの神様が何かを試しているのかも。
うーむ。むずかしい問題です。
1.カオがマジックで描いてあるからぜったい既製品ではない。
2.よく見ると、作品はちゃんと作ってあります。
3.パッと片手間にできちゃったんじゃなくて、作ろうとして作った感じ。
4.マジックのカオを見ると、大人の男性が描いたような気がしてならない。
5.かわいくはない。
6.でもイヤという気はしない。
7.なぜか捨てられないオーラがある。
. . . . .っていうか、分析はどうでもいいんですけど、これは何なんでしょう?ヒモみたいなのがついてるから『マスコット』なんでしょうか(それにしちゃデカい)。
落とし物なら早く落とし主の所に戻してあげたい。でも、誰も名乗り出なかったら. . . . ?
どこかからの謎のおみやげ、どうなることでしょう。
万一、この日記を見て、『ソレ!落としたの私!』という方がいらっしゃいましたら、千駄木のヘアサロン『ウルワシ堂』へどうぞ。
『ウルワシ堂』はレトロ日本的な名前ですが、お店のテイストはぜんぜんそうではなく、とても自然で、肩肘をはらないかわいいテイスト。スタッフの人たちもさりげなくてほっこりしていて素敵です。ナチュラルテイストがお好みの方でしたら女子のみならず男子ももちろんオッケーです。一度おためしを〜。