『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
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あの貼絵はできる限り本物を見ておかないと。
貼絵はもちろんだけど、ペン画もすごい。油彩もすごいんだけど、実物を見てびっくりしたのは、貼絵も油彩も、感じは一緒だということ。つまり油彩だろうが貼絵だろうが『山下清技法』というか『山下清画』になっている。すげーなー!!!
私は特にまだ初期の頃の天然炸裂なペン画や貼絵が私はたまらなく好き。絵付けをした陶器やタイルもすっごくよかった。実はペン画も大好きなのだけど、今回はなぜか私の好きな作品は展示されていなかった。
なんか、不思議に思うんだけど、とてつもなくガツーンとくる音楽に出会うと、ガツーン!としながらも、同時に(実際に可能不可能は別として)、『ああ、私もこれを超えるような音楽をいつか作って奏でることができますように』なんて、不肖にも思ったりするのですが、絵はちがって、ああいうすごい絵を見ちゃったりすると、もうなんだか自分なんか絵を描く必要なんかないなー、なんて思ってしまいます。
でもがんばって描いてますけど!近日あがってくるご案内ハガキもアホですてきな出来映えだと思いますから待っててね!