忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2007年08月24日(金)おいしいものと加藤千晶更新中!

いやはや、あっという間に八月も下旬ですなあ。
長月突入も目前。ということはカナダ出発も、もうすぐっちゅうことですなあ。
今回の「すっとこ母娘珍道中」は、その名の通り母との二人旅なので、気楽といえば気楽だけども、どう考えても母は私に影のようにぴったりくっついて、セリフ(?)も私の語尾を繰り返すだけの子分のような状態になることはまずまちがいないと想定されるので、つまり、こんな隊長(私)の指揮一つで子分(母)ともども、その旅のすべてが左右されるという、非常にリスキーなイベントなのです。言ってみれば、『泥の船で大平洋にこぎ出してどこまで大丈夫か』という実験なのです。
ま、ぜんぜん大丈夫だけどね!あはっ!
すっとこ度120%のうちの母はカナダで何をカンチガイするのか。私はそれに気がつくのか。
そして、オーロラを見る以外になに一つ予定を入れてない(つまり超ヒマ)な私たち、ちゃんとオーロラは見られるのか!
乞うご期待。

ながいことほったらかしで、たまってた「おいしいものと加藤千晶」をちょこっとずつ更新中です。
のぞいてってくださーい。

[link:893] 2007年08月27日(月) 14:14


2007年08月26日(日)

少年王者舘の公演『シフォン』を観に行く。
公演は9月2日まで続くので、ザックリした感想のみだけど、今回のはいつになくハードボイルドな感じがした。内容が、っていうより、内容の出し方が。包むはずのものを包まずに投げ出して見せてる感じ(あくまでも私個人の皮膚感覚です)。
面白かったです。
久しぶりに見た姿もグッときた。

余談だけど、昔から天野さんとの間で、「ものすごくささいなどーでもいいことなんだけど、まさにその時点では旬」なシンクロニシティめいたことがたびたび起きます。
昨日も、普段はそんなもの差し入れに持っていかないのに持ってった差し入れでひっそりそれが起きてて、笑いました。

てなことで、ネタバレしない程度の感想てむずかしいですね。
公演は9月2日までです。観たことない人もある人も、みなさん行ったほうがよいですよ。


[link:894] 2007年08月30日(木) 00:12


2007年08月29日(水)

来月の初めあたりにデモ出し予定のBGMをそろそろやらなければいけないが、先々週から変更に継ぐ変更でのびのびになっていたとある会合がまたもや当日変更になって、なんとなく一日がムダに。
その隙に上野へカナダ用の靴下(9月のホワイトホースは寒かろう)を買いにSさんに連れてってもらう。それと、カナダとはまっっっったく関係のない、そしてこの店はかなり人には内緒にしておきたい素敵な民芸のお店へも連れてってもらった。若松河田ってとこにある『B屋』というお店。
こんなにすてきな民芸のお店って他にあるだろうか?染め物、織物、刺し子、ガラス、陶器、和紙、玩具、こけしなど、あらゆるものがそろっている。そのひとつひとつがホンモノだ。値段もホンモノだ。ベッドカバーとか飛びついたら10万以上だった。
欲しいものがいっぱいありすぎて気が狂いそうだった。グッとグッとグッとがまんして、それでも絣のクッション4個(これはとってもお値打ち)買ってしまう。

で、その後上野であったか靴下を買い、そこでもまたアウトドアのかわいい色合いのアウターやスニーカーに胸がときめくが買いたくなる衝動をグッとこらえる。しかしその後スーツケース屋さんで赤いスーツケースを買ってしまった。
スーツケースはずっと迷ってて、普段よく使うのではちょっと小さい(こちらは夏、向こうは冬なので、着ていけるものが少ないのに持ち物が多い)。でっかーいのがあるにはあるけども、それだと一人で持っていくにはでかすぎるのと、型がすごく古いので使い勝手がいまいち。平べったい形も私はどうも好きじゃない。それで、いっそ『旅の達人」が使うみたいな、ソフトケースで小さいリュックも合体してて、本体のケース自体も背負うこともできるっていう機能性100%みたいなのをネットで買うか、ってとこまでいったんだけど、それはそれでまた真っ黒しかなくて、そんなのだと、また私のことだから、買ったばっかで見慣れなくて絶対見過ごして人のをピックアップしちゃったり、自分のかどうかわかんなかったりしそうだ. . . . という懸念もあった。それでどうしたもんか、と思いつつスーツケース専門店に行ってみたら、日本製で安くて平べったくなくてかわいいのがあっさり見つかっちゃったのだ。で、買っちゃった。真っ赤だけど。
ああ、買っちゃった。しかしまあどれもこれも良いのが見つかったのでそれはよし。キャスターがとっても上等ですべるすべる。押してないのに自動か?と思うほどよく進む。

なんて言ってないで、仕事仕事。よいしょ。よいしょ。


[link:895] 2007年09月01日(土) 01:46


2007年09月01日(土)

ああ、九月です。
十月のleteのことを、現在、南イタリアからフランスへ移動して更に旅の途中の川口さんと相談する。日本語のフォントが入っていないパソコンかららしく、ローマ字日本語のメールがくる。
インターネットというものがなかったら行方の知れない旅人はずっと行方の知れない人のままだが、今はそんなとんでもないところにいてもどこからでも信号を送り合って話をすることができて便利。インターネット以前に文字という記号があってこの世はすごいです。加藤千晶とのんき大将という意外にレアな組み合わせ、一体どういうことになってしまうんだか。

カナダへ行くのに、近所の大きなお寺へ『旅行安全祈願』のお守りをもらいに行く。母をつれてのフリー海外、心配し出すとキリがないからせめてものゲン担ぎ。
本堂にあがるとお寺の人が何人かヒマそうにしていて、お守りをお願いするとみんなでかかりきりになってくださり、『いつもはつけないんですが今日は特別に』と、お守りの他にもうひとつここぞという時に利くという『護符』までくださった。
前にお祭りか何かの時に来た折、ちょうどあちこちの賽銭箱を集めて会計をしている微妙に生々しい場面を目撃して、『お店?』と若干複雑な気持ちになったりしたのだが、こうしてたまにはオマケをしてくれる、ということで好感は持ったものの更にお店っぽい感じもしないではない。
が、そもそも考えるとお寺とは、訪れる人のよくないことを治してあげるお店のような位置づけ(?)のような気もするので、『くれるものはもらい、あげられるものは差し出す』という変に高尚ぶらない実直な姿勢で別にいいのか、と思い、納得する。
無事に行って帰って来られますように〜〜〜!(まだちょっと先だけど)

[link:896] 2007年09月01日(土) 22:51


2007年09月01日(土)

あ、まだ9月1日のままだ。。。
外は涼しくなったけど、家ん中は暑いなあ。
今年度の『いないいないばあっ!』で担当しているものの一つに『コトちゃんアニメーション』の音楽があり、シリーズで作っている。1分強の短いアニメーションで、コトちゃんがいろんな動きに挑戦するという内容なのだけど、このアニメーションがかわいい。私のところに来るのは無音のSEもセリフも何も入っていない状態のムービーで、それを見て曲を作るのだけど、細かい動きがいちいちかわいいのでいつも見入ってしまう。
で、私が音楽をつけたものに、セリフやSEも入るのだけど、この音響さんがつけるSEがまた絶妙でかわいいのです。
いつも音楽をつけたのを先に出すので、MAが全部済んだできあがりを聴くのがいつも楽しみ。

[link:897] 2007年09月02日(日) 23:44

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。