『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:887] 2007年08月06日(月) 23:56
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[link:891] 2007年08月14日(火) 23:50
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昨日のリハで新曲、旧曲とも形が見えて来て、本番ではきっとすっごくいいカンジになると確信。
メンバーのみなさん、やはりさすがであります。
当人であるわたくしが大失敗してブチ壊さないように本日は個人的に猛練習をするカトーであります。ウラララー。
うーん、せっかくだから、ここで今回のライヴをすばらしい技の数々でもってバックアップしてくださる精鋭メンバーをあらためてご紹介してみますよ。(敬称略ですよ。)
ドラムおよびパーカッションは、おなじみ高橋結子。けっちゃんとのおつきあいはもうかれこれ5年にもなることが昨日判明しました。最初はもっとドラムの割合も少なくて、ほんとのパーカッションセットでお願いしていたのに、曲が増えるごとに楽器がどんどん増えたり減ったり変わったりして、現在は限りなくドラムと融合したドラカッションセットに。しかし、まるで千手観音のように絶妙のタイミングであちこちから飛び出すおもちゃや道具はいつも変わりなく、私が渡す謎の打ち込みが入ったデモからよくぞあれだけのことを読み取って具現化してくださるものだ、と感動の日々です。
ウッドベースには河瀬英樹。クールな外見の内側はホットでロックで、でもどこか侘び寂びの趣がただよっていて、けっちゃんとのコンビネーションとも相まって、それはまるで居心地のよい畳のように土台を支えてくださっております。時にこれまた加藤の押し付ける謎なベースラインに首をかしげつつも、すべてをのみこんで抜群のグルーヴを生み出してくれるヒト。
さらにアコーディオンは、最近新たにおつきあいいただくことになった、熊坂路得子。るつこさんを知ったのはマリンバの浅田実可さんのたたき語りイベント。私がそのイベント用に書いた難関の曲(しかもピアノ用)をアコーディオンで軽々と演奏する姿にヤラレてしまいました。るつこさんのスゴイところはなんといってもその豊かな表現力。時にアグレッシヴに、時に凪いだ海のように、るつこさんの弾くアコーディオンは本当に「歌」なのです。
そして、ギターにはおなじみ鳥羽修。口数少なく一見ニヒル(?)なオサムちゃんから繰り出されるプレイの切れ味は鋭く、ジャックナイフのよう。でもよく切れるナイフで切った切り口からはいつも熱をもった土の匂いがします。ステージではめったに歌わず、ほとんどしゃべらず、職人に徹する姿が印象的ですが、ステージを降りると、あらゆる「ボケ」を放っておくことができず、一番ツッコミが鋭いのはこのヒト。
というように、とにもかくにも、今回も怖いものなしの顔ぶれです。 こんなすてきな人たちと一緒に演奏できる幸せを噛みしめつつ、しかしそれ以上に、来てくださるみなさんにうーんと楽しんでもらえるライヴにしなければ、と今一度フンドシを締め直すカトーであります。
どうかたくさんの人に楽しんでもらえますように。
週末はキャンプや行楽にお出かけになる予定の人、もしかして台風で予定が飛んじゃったら吉祥寺へ来てね!
当日までご予定が立たない方も、盆踊りや縁日のお帰りにフラっとお立ち寄りください。チラシとかハガキとかお持ちの方はお連れ様ごと前売料金でご入場いただけるので、忘れずにお持ちくださーい!