『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:856] 2007年06月20日(水) 00:44
[link:857] 2007年06月20日(水) 23:52
[link:858] 2007年06月22日(金) 01:07
[link:859] 2007年06月23日(土) 02:26
[link:860] 2007年06月23日(土) 02:35
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その後、今度は御茶ノ水へ移動し、ご案内ハガキをいつもお願いしているYさんに原稿を受け渡して、打ち合わせ。駅の隣の喫茶店で話していると、突然バーン!という、何かが破裂したようなバカでかい音がして、周囲は一時騒然となった。喫茶のマスターをはじめ、そこでお茶を飲んでいたお客さんの7割が鞄もそのままに外へ駆け出して行った。外はそれ以上にたくさんの人がダダーッと音のしたほうへ押し寄せて人だかりになっていたのだが、結局音の原因はよくわからず、『どうやら車がどうかなったらしい』『へえ』『どの車?』『あれかなあ?でも見えないからよくわからん。』「へえ』という感じで、ぼんやりと騒ぎは終わってしまった。
帰り際に、御茶ノ水の高架下にある古いビルの前を通った。そこにはどういうわけか、大変古いビリヤード屋さんが二軒ならんでいて、一応そのどちらにもお客さんがいて、スコン、スコンと玉をついていた。二軒のうち、激しく古いほうは、ほんとに30年ぐらい前からそのまんまの状態で営業をスタートしたであろうと思われるような感じで、『店貸切もできます』という貼り紙の脇に『○月×日 △△病院様 11時〜2時』『クジライ様 毎週1回午後』などと黒板にチョークで書かれていて、なんだか今はいつなんだ?という気持ちになった。高野文子氏の『るきさん』には、『横町医院の婦長さんのお誕生会にみんなでゲートボールをする』という場面が出てくるが、ここのビリヤードはそんな感じ。いわゆる『ビリヤード』ってものにぼんやりと思い描く『ちょっと前のトレンディドラマっぽい感じ(←このイメージは私だけかもしれんが)』はまったくない。『プールバー』ではなく、完全に『ビリヤード』。お店の名は『青葉』。素敵だ。今度あそこでライヴしたい。貸切で。
22日のleteはチラシが間に合ってなくて、ほとんど宣伝できてないのですが、みなさんぜひ来てね。夏至なので8時スタートです。お仕事帰りにちょいと涼んでってください。