『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:838] 2007年05月09日(水) 22:46
それで、まちがった前髪(ほんとうは前髪ではなかったかもしれない)を自分で切り、変になったまま伸び、ものすごくいい加減にピン留で留めたりしていたが、とある写真をみた人から『ソリコミが入っている』と言われ、これはいかなことにも美容院に行かなくてはなるまい、と思い行ってきたのでした(そうなる前に早く行きなさい)。私は富士額なので、おでこを全開にするとソリコミに見えるのだ。
ああ、おでこは隠すにかぎる!
今回はちゃんと前髪を正しく作って、顔の1/3を隠したので、富士額も安心。顔自体も丸出しよりはいくらかマシになったようです。
ところで美容院というところは、当たり前だけどお客さんのどんな欠点もホメてくれる落ち着かないところでもある。
私が『自分の富士額がキライだ、特に横がソリコミが入ってるようだからおでこを出すのは絶対イヤだ。』というと、返答に困りながらも『でも富士額の人は幸せになるって言いますよね!』って返された。
え?富士額ってそんな位置づけだっけ?と思って、『そうでしたっけ?』というと『あ、縁起がいいんでしたっけ?』と。『縁起がいいの?』というと、『えーとちがったかな. . . 。なんでしたっけ?』ってオイ!まったくいい加減かい。
で私が『昔は富士額が美人って言われてただけじゃなかったかな。』と言うと、『えー、昔だけじゃないですよお。』とどこまでもホメることを忘れない。ある意味見上げた心意気だ。でも、最後は『かわいい前髪になってよかったですね!』って言われました。やっぱり。