忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年05月21日(月)みなさまどうもありがとう

今日のライヴ、無事に終了いたしました。
ミオフー、レムスイム、木下さん、とそれぞれにまったく個性のちがうバンドがそれぞれのカラーと持ち味を存分に持ち寄ったイベントで、とても楽しかったです。
私ももちろんがんばったことはがんばったんですが、個人的な反省点は例によって次回のライヴでリベンジ。
しかしとにもかくにも、ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました!
そして企画してお誘いくださったH氏、共演者の方々、スタッフのみなさん、ありがとうございましたー。

[link:844] 2007年05月23日(水) 23:08


2007年05月20日(日)

5月20日、今日は渋谷の公園通りクラシックスにて、イベントライヴに出演します。日曜日なので開演が早いのでご注意ください。私の出番はおおよそ6時40分頃だそうです。
お時間のある方はお出かけのついでにぜひお立ち寄りくださいまし。親指削れてるけどグランドピアノでがんばります。

今朝、メダカ鉢の睡蓮が咲きました。やったー!


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[link:843] 2007年05月21日(月) 01:29


2007年05月17日(木)

きのうは三茶へ活版に関する展覧会を見に行った。活版のよさをもっと広めて、再生していこうという主旨の展覧会。活版というと真っ先に思い浮かぶのはなぜか「銀河鉄道の夜」でジョバンニが活版所で活字を拾うアルバイトをしている場面(←単純)。
昔は印刷ってほんとに大変な頭脳と肉体両方の労働だったんだな、と思う。今でもある意味肉体労働の部分は多分にありそうですが、技術的にはずいぶん楽に幅広いことができるようになったのでしょう?
でも、実際に活版の機械とか活字とか間近でみると、やっぱりすごい。デジタルではぜったい出ない肌触りがあると思う。お友達のグラフィックデザイナーが活版を使った作品を出品していたのだけど、その活版の肌触りをすごく飲み込んで、「ただの昔のモノのよさ」を伝えるだけではない、作品としてすごくいいモノになっていた。他にもいろんな人が出していたけど、私はお友達の二人のがダントツによかったなー。
私のイメージが安直にジョバンニに結びつくように、活版というとやはり文学的なイメージというか、詩的な雰囲気が強いのか、そういう表現をしているアーティストな人も多くて、まあそれもひとつの技法と思うけど、私個人としては好みじゃないのでした。あくまでも独断と偏見に満ちた感想。

そんなこんなで、まったく別の話ですけど、また指を削っちゃった。前は包丁で小指。今回はおろし器で親指。イッテー!
いつもすごく気をつけているのに、なんてこった。おろし器も大根おろしをやってたんじゃなくて、大根サラダを作ろうと思って細めの拍子木切りカッターをつけてて、それでやった。
私はヨーチン派なので、飛び上がりながらヨーチンを塗った。小さい頃からうちにはヨーチンしかなくて、ケガをするともんんのすごーーーーーくしみるのが当たり前だったのだが、友達はみな赤チン派で、塗ってもしみないからいいなあ!!と本気でうらやましかった。母に何度赤チンを買ってくれと言っても「しみないと治らない」という無茶苦茶な理屈のもと、ヨーチンを塗られ続けた。一時世間で赤チンは水銀がナントカカントカで製造中止になった、ということがあったが(今はまた製造されているようです)、その時になってはじめて、普段赤チン慣れしている甘っちょろい近所のガキどもに「ふん、ザマアミロ」と思ったことを思い出します。
そんなことを思いながら早二十数年、私もやはり「しみないと治らない」というデタラメな観念にとりつかれ、今日もヨーチンを塗るのです。あまりにもしみそうなヒドイ傷は、傷の横の関係ないところを激しくつねりながら、そっちに気をとられるようにして塗ります(どっちみち痛いのは自分だけど)。
ライヴまでに治りますように。

[link:842] 2007年05月20日(日) 01:12


2007年05月15日(火)

今日は予定があったのに、目が覚めたらものすごい真っ暗で、まだ夜が明けてないかと思ったら、どうもそうではなくて、ものすごいお天気のようだった。雨の音がドブドブ聴こえていて、カミナリもバリバリドカンドカン鳴っている。今日は家でやることがあって、夕方には三茶に行く予定だったのに、ちょっとそれができそうにない天気で、いろいろ狂ってしまった。
結局夕方には晴れてきて、そんなら三茶に行けばよかったが、もうその時点ではそうではない方向へいろいろが動いており、家でいろいろやったり、資料の写真を土手へ撮りに行ったりした。

というのも、このたびめでたくちっちゃくて使い勝手のよいデジカメを買ったのだ。なにせ、うちにあったのはかれこれ7〜8年前に買ったでかくて重くて、充電もめんどくさいやつ。画像はキレイなんだけど、まったく持ち歩く気になれなかった。それで、新しいやつをやっと買ったわけなんだけど、デジカメってほんと今色々ありすぎて、どれもこれもこれはココがこうでよいが、これがダメ、これはものすごくよいけどちょっとデカい。とか、ああ、これいいなあ!でも高いなあ。。。。とか、いろいろいろいろ迷って、ほんとにすごく迷ってしまった。でも迷った末にズームと使い勝手と小ささ、というすべての点でかなり満足できるのを買えたのでよかった。カパっとやるとすぐ撮れる。うんうんこれはよい!しかし、私は写真を撮るのがとっても下手。本人は脇をビシっとしめて撮ってるつもりだが、端からみるとぼや〜っと両肘が中途半端に浮いていて、口も半開きで、すごくアホに見えると言われ、ショック。これからは絶対に脇をしめてやる!両脇に生卵をはさんで写真を撮る練習をしてやる!

そして、ついでに携帯電話も機種変更した(ほとんどイキオイで)。
どうもカパっとやるとすぐ写真が撮れるのがよっぽどうれしかったのか、携帯までもそういうカメラのやつにしてしまった。電話だってのに。で、機種変更に伴って、今までの料金プランが使えなくなり新しくプランを選んで入り直さなくてはいけなくなったのだが、しくみがものすごく煩雑で、担当のお兄さんの説明も適当に早口で、適当にテキトーなので、よくわからず、そのプランでよかったかどうか未だによく判断がつかない。まあ数ヶ月使ってみて料金の様子がわかるまではわからないだろうなあ。でもただカパってやるのとデザインがピンと来たから変えちゃった、というのがそもそもテキトーなので仕方が無いといえば仕方が無い。

[link:841] 2007年05月15日(火) 23:34


2007年05月13日(日)

5月20日は渋谷の公園通りクラシックスでイベント。
今日は三鷹でリハでした。
けっちゃんとおさむちゃんと私の3人の編成で生ピアノ、というのはこれまであんまりなかったかもしれん。
楽しみだ。
今日は休憩しているとお隣の部屋からは小唄がずっと聴こえていて、窓の外には電車がスタタン、スタタン、と通っていく、なんか気が遠くなるような、いつの時代かよくわからないけどもいつかの夕方の真ん中にいるような気分になった。
終わってから、お腹がすいていたので、久しぶりに江ぐちに行ってみた。しばらく前に新しい若い人に世代交代の動きがあって、その若い人も、もの静かだけどドシ、と大きく誠実な感じの人だったのでよかったよかった、と他人事ながら思っていたのだけど、今日は日曜日で若い人はお休みだったようです。入ったらタクヤがメインをはっていた。傍らにはいつものおばちゃんと、もう一人おじさんもいた。タクヤ(すみませんがこう呼ばせていただきます。意味のわからない人は久住昌之さんの小説中華そば「江ぐち」
を読んでね。)のソバとかタレとか卵とかをどんぶりに入れる手の位置が以前より高くなったような。よく、駅員さんとかのアナウンスが毎日やっているとどんどんどんどん独特のイントネーションが強まってそれが「型」になって、さらにその「型」度を強めていくけど、それと似たようなもんかな。江ぐちのラーメンは今日もおいしい。お腹いっぱいだ。

[link:840] 2007年05月13日(日) 23:25

2003年6月16日までの日記


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