『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:816] 2007年03月17日(土) 23:39
その後12日の早朝からとある仕事の参考取材が遠くであるので、朝が不安な私は今日のうちにI市のホテルへ移動。やや体調がアブなめだったため、お風呂はいって本読んで早々と寝る。
枕の中になんか固いものが入っていて寝にくく、何度も起きた。
だいたいどこでもいつでも寝られる体質なのにこんなのはめずらしい。でもさすがに枕はやわらかいほうがいいなあ。江戸時代の人なんか木の枕とかで髪の毛もあんなふうでよく寝てたなあ、と思う。
翌日は元気なこどもたちの様子を取材した。こどもってほんとに意味不明。ずーっと黙ってこっちを見ていたかと思うと突然何か髪の毛ぐらいの目に見えないぐらいのゴミ（？）をつまんで、くれようとしたり。一人がそれをするとまわりの子全員がなんかをつまんでこっちに差し出したりする。
そんなこんなで帰宅して、ほんとは仕事するつもりだったけど、さすがにバテてお腹が痛くなり、寝る。体力ないなー。
睡眠時間って人によっていろいろで、寝ないと調子いいって人もいるみたいだけど、私は『寝ないとダメ』なタイプ。睡眠時間がとにかく命。食べるとかより寝るのが先。昔からテスト勉強とかも一夜漬けはできなかったのだ。テストの前日はよく寝ないと頭が働かない。仕事もわりとそうで、曲を『具体的にmacなりなんなりに入れる前まで』の『曲を作る』を寝ないでする、ってことはまずない。できてきたのをまとめたり、録音したりっていう段階の具体的な作業は寝ないですることもあるけど、実際に『曲を作る』のを寝ないでするということは、脳自体が苦手なようだ。むしろちゃんと寝てから起きてやる。（または寝ている間にも考えていることもたまにある。）だから私が朝方まで起きていても睡眠時間が短いわけではないのです。ただズレているだけ。まあどちらにせよ、近所の人は『あのお宅の人、ひきこもり？』って思ってるでしょうが。
さて、ちょっと休んでまたがんばろう。