『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:800] 2007年02月18日(日) 00:28
[link:799] 2007年02月17日(土) 00:51
[link:798] 2007年02月15日(木) 23:40
[link:797] 2007年02月14日(水) 00:24
[link:796] 2007年02月12日(月) 23:24
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などとのんきに一首やってる場合ではないのですが、そんな2月16日。
起きてから食べるものがなくて、とりあえずバナナ。その後冷凍庫の奥にまったく記憶にないくるみパンの1/4片が出て来て、なんとなく焼いて食べてみたが、よく見たらカビが生えていた。
うーんお腹が. . . . いや、気のせい気のせい。
その後ちょっと仕事をやり、煮詰まったので、煮込みドミグラスハンバーグを作ろうと思ったが牛ひき肉がなく、仕方なく豚ひき肉でハンバーグまでは作ったが、トマトピューレもなかったので、ビーフシチューのルーで代用し、ケチャップを投入。
大枠では煮込みハンバーグには変わりないが、ところどころ本来のものとはだいぶ違ったものができた。が、まあ美味しいであろう。しかしごはんが炊けていなかったので、明日まで食べられない。
そして夜は渋谷のトルコ料理屋さんで、学生時代のお友達と会う。昨年の暮れに突然、ワンマンライヴ『どろグラ』に来てくれ、そこでものすごーく久しぶりに再会した。で、今日改めてごはん会という運びになった。トルコ料理おいしい。塩味のヨーグルトドリンクは最初『?』と思ったけど、不思議にクセになる味だった。
お正月に名古屋で会った友達もそうなんだけど、今日会ったMとMちゃん(二人ともMだ)も、まったく、ほんとにまったく変わっていなくて、素敵であった。
更にひとたび話し出すと、お互い相変わらず、高校の頃の学園祭のような愛すべきドタバタな暮らしをしていることがわかり、ますますうれしくもあり、改めてヒトの根本というのはやはり変わらんなー、と思った。
同級生の中には自殺してしまった人や、不慮の事故で亡くなってしまった人などもいるらしく、悲しい噂を聞いたりもしたのだけど、この日に会えた友人達は私も含め、なんとか元気にやっているみたいでよかった。
とは言え、みんなここまで来るには、それぞれ、それなりに悲しい事やうれしい事など、渦中にいては耐えられないような大変な事も色々あったんだろう。そうでなければ、そういうことをお腹のよじれるような笑い話にはできないもんねえ。
この先も例えばこんなふうに、たまにごはんを食べたりお茶を飲んだりして、すっぴんの話などをして笑ったりできる時間を大事にしようと思った。一緒にお茶を飲んだりなんかおいしいものを食べたりするのっていいな(カビの生えたパンを食べるニンゲンには若干似合わない台詞ですけど)。