忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年02月14日(水)

チラシを印刷屋さんへ持っていって、御茶ノ水へ行って、デジピを買っちゃった。下北沢leteでさっそく使うのだ。
3月は関西もふくめてライヴがたくさんあるなー。練習練習。

今日はめんたいこをたくさん食べました。食べ過ぎたかもしれない。お昼にめんたいこチャーハンを食べて、夜はめんたいこ鍋。
このあいだお友達のおうちでめんたいこ鍋をごちそうになり、自分でもやってみたかったの。
お酒に鶏ガラと明太子のほぐしたやつと水とろみ付けの片栗粉を投入。煮立ったらそこへ野菜と豚肉と貝柱などを入れる。最後に細めのうどん。おいしかった。
が!鶏ガラがなくなってるのを忘れてて、チキンコンソメでやったらやっぱり味がちがった。ちゃんとレシピまで書いて、私にしては珍しくレシピ通りにやった(つもり)が、結局我流に。。。。

[link:798] 2007年02月15日(木) 23:40


2007年02月15日(木)

午後に一昨日買ったデジピが大阪から(大阪のお店に在庫があったので直送してもらうことになっていた)届くので、ずいぶん待ち構えていて、ピンポーンと鳴ったのではりきって出たらチラシだった。あ、そうかチラシも今日だった。今日はたくさん荷物が届く日だ。でもデジピだと思ったらちがったので、『あれ?楽器が大阪から届くはずなんですが。』と言ってしまい、佐川の人を振り回してしまったら、デジピはクロネコだった。すいません。
そんなこんなで、今度はでかいデジピをどこに設置するかでいろいろと部屋の片付けから掃除に突入してしまうことになり、まあこういうことでもないと掃除も、モノを捨てる、ということもしないのでちょうどよかったのだが、途中からくしゃみと鼻水が止まらなくなり閉口した。最後のほうはしゃっくりまで出始め、これはホントに苦しかった。『ハークション、ズルズル、ヒック、ズルズル、ヒック、ハーックション』という三重苦になり、掃除にも片付けにもまったく集中できなくてヤケッパチになった。これによって花粉症が誘発されてしまったらどうしよう、と思うとのんきにしゃっくりもしていられない気分だったが、こういう時に限ってぜんぜん止まってくれないのだった。
しゃっくりの止め方は私は秘技があって、「コップをお箸で十字にして4方向から中のお水を一口ずつ飲み、最後に全部飲む」というのが効く。あと「しゃっくりに振り回されるな、止めよう止めようと思うから出るのだ、自分から出せ。」という気分で自らしゃっくりをしようしようとすると、出なくなる。これは気合いが結構大事で、甘いと、自分から出そうとする前に出てしまう(すごい悔しい)。

そんな苦労もありましたが、デジピは快調です。

[link:799] 2007年02月17日(土) 00:51


2007年02月16日(金)

ハーモニカを吹く間も鼻は垂れ続け、今年も来たか花粉記念日。
などとのんきに一首やってる場合ではないのですが、そんな2月16日。
起きてから食べるものがなくて、とりあえずバナナ。その後冷凍庫の奥にまったく記憶にないくるみパンの1/4片が出て来て、なんとなく焼いて食べてみたが、よく見たらカビが生えていた。
うーんお腹が. . . . いや、気のせい気のせい。
その後ちょっと仕事をやり、煮詰まったので、煮込みドミグラスハンバーグを作ろうと思ったが牛ひき肉がなく、仕方なく豚ひき肉でハンバーグまでは作ったが、トマトピューレもなかったので、ビーフシチューのルーで代用し、ケチャップを投入。
大枠では煮込みハンバーグには変わりないが、ところどころ本来のものとはだいぶ違ったものができた。が、まあ美味しいであろう。しかしごはんが炊けていなかったので、明日まで食べられない。
そして夜は渋谷のトルコ料理屋さんで、学生時代のお友達と会う。昨年の暮れに突然、ワンマンライヴ『どろグラ』に来てくれ、そこでものすごーく久しぶりに再会した。で、今日改めてごはん会という運びになった。トルコ料理おいしい。塩味のヨーグルトドリンクは最初『?』と思ったけど、不思議にクセになる味だった。
お正月に名古屋で会った友達もそうなんだけど、今日会ったMとMちゃん(二人ともMだ)も、まったく、ほんとにまったく変わっていなくて、素敵であった。
更にひとたび話し出すと、お互い相変わらず、高校の頃の学園祭のような愛すべきドタバタな暮らしをしていることがわかり、ますますうれしくもあり、改めてヒトの根本というのはやはり変わらんなー、と思った。
同級生の中には自殺してしまった人や、不慮の事故で亡くなってしまった人などもいるらしく、悲しい噂を聞いたりもしたのだけど、この日に会えた友人達は私も含め、なんとか元気にやっているみたいでよかった。
とは言え、みんなここまで来るには、それぞれ、それなりに悲しい事やうれしい事など、渦中にいては耐えられないような大変な事も色々あったんだろう。そうでなければ、そういうことをお腹のよじれるような笑い話にはできないもんねえ。
この先も例えばこんなふうに、たまにごはんを食べたりお茶を飲んだりして、すっぴんの話などをして笑ったりできる時間を大事にしようと思った。一緒にお茶を飲んだりなんかおいしいものを食べたりするのっていいな(カビの生えたパンを食べるニンゲンには若干似合わない台詞ですけど)。

[link:800] 2007年02月18日(日) 00:28


2007年02月18日(日)

なんですか、やっぱり花粉なんですか。
昨日おちゃらけ半分に今年も来た、みたいなことを書きながら、自分では『いやいや、昼間掃除したからダストだよ。気のせい気のせい。』と言い聞かせておったのですが、昨日会った友達も言ってたし、青山(陽一)さんの日記みたら、まったく同じ日に花粉が来た、と。
チッ!やっぱり今年もか。なんとなく、今年は来ない気がするなーって勝手に思ってたんだけど。でもなんか症状は例年にくらべて軽いような気がする。少ないのかな。少ないといいな。
とりあえず、どうか明日あさっては大丈夫にしてください。

500円でチッチの衣装を購入。やっとチッチにも替えの衣装が。フフフ。

文旦が早々と無くなってしまった。

[link:801] 2007年02月19日(月) 22:07


2007年02月18日(日)

さて日曜日。上々堂の石丸さんのダンスのイベントでちょこっとだけ歌う。ダンスというか舞踏というか、そういう出し物だったのだけど、私は冒頭でアカペラで歌った。オファーをいただいてから、当日会場に入るまで、出し物の全貌がわからず、自分の歌と、全体との関係が一体どういうことになるのかドキドキしていました。本番前に少しリハをやって、それからすぐに本番をやって、終わって乾杯をする頃になってやっとちょっと『なるほど』と思った(遅っ!)。注文としていただいていたわずかな手がかりから想像をして、私なりにこうだな、と思うことをできる限りやりましたが、石丸さんのやりたかったことに添うことができたかなあ。
冒頭の私の歌と一番最後に流れた某歌手の歌以外には音楽というものはまったくなく、無音の中で電球とヒトとヒトの影とその他の切り取られたカタチが動くのを私は客席(冒頭で歌った後、私はすぐ客席にはけた)から観ていた。あの中で、私は私の責任をちゃんと果たせていたならよいのですが。
石丸さんも、他の出演者の方々も、普段の顔はほんとにほんわかと優しく真剣なすごくイイ人達で、おかしなところは全然なく、それは本番のギリギリ直前までそうなのだが、いざ舞台に踊り出るとみな変人に豹変する(賞賛の言葉です)。みんなかっこよい変人でした。変人という点で言えば、若輩者の私が言うのは失礼なんですが、石丸さんは普段もやや変人(ほんとに褒め言葉です)なので、印象自体はあまりかわりません。でも透き通るように純粋な一部分と子供のようなへそまがりな一部分も同時に出現したりする顔も垣間見え、きれいでかわいらしい変人でおられるというのがわかり、面白かった。

[link:802] 2007年02月20日(火) 01:18

2003年6月16日までの日記


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