『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:785] 2007年01月19日(金) 01:03
とにかく、今日はどうも調子があんまりよくなくて、な〜んにもしないでダラーっと一日が過ぎてしまった。風邪?だったらマズい。浜松のんきの個人練習とか、ここへ来て、なんかもう一曲やりたくなった感じの曲が出て来そう、など考え事と練習なんかをちょっとやりかけたのだけど、集中できないで上っつらをなめたような感じで終わってしまった。
こういう日は早くお風呂にはいってぬくぬく早く寝よう。
このところ、半村良に十数年ぶりにはまっていて、後期の作品を中心にたまに前のやつも入れて『どぶどろ』『どさんこ大将・上下』『すべて辛抱・上下』『下町探偵局』『江戸群盗伝』『およね平吉時穴道行』など。どれも面白い。登場人物が微妙につながっていたり、ある作品ではスーッとスルー気味だった登場人物が別の話では人物像が深く掘り下げられていたり、というのも面白さのひとつ。
その合間に『ワセダ三畳青春記』『全国アホ・バカ分布考』。
マンガはなんといっても最近は『とりぱん1・2』。何度も読み返してしまう。一言でいうと『鳥ライフ』だけど、いわゆる『癒し』とか『ロハス』とか『ナチュラルライフ(?)』などとはまーったく関係ないところがよい。しかし鳥とのやりとりは極めてリアルだし、結果的にそれが本物のナチュラル(っていうかワイルド)ライフってことだよな、っていうのがまたすごくよいのです。
写真は先日のチッチ&クック。久住さんからファンの人が撮ってくれたそうです。観に来れなかったみなさん、次回はぜひ観に来てね。