『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:761] 2006年12月13日(水) 23:33
今日は気晴らしに買い物ぐらいは行こうと思っていたのに、気がついたら、もう暗ーく寒ーくなっていて、もうお外へ出るのはやめてしまいました。
こういう時こそ、ずっと冷凍庫でジャマになっていたものを食べようと、『ブリのあら』を大根と煮ることに。
このブリのあらはかれこれ半年ぐらい前に、『ブリのあら』でブリ大根なんてなんかデキる人みたーい、とフラっと買ってみたのですが、ブリのあらって『塩をふって、手で汚れを落とす』とか『煮る前に熱湯をかけて霜降りにする』とか色々面倒くさいことがわかり、あっさり放棄、長いこと冷凍庫にしまって(?)あったのでした。
若干面倒くさい下ごしらえはあったのですが、とりあえず圧力鍋にまかせてみたらおいしくできました。
大根最高。ほくほくしみしみです。ブリのあらが冷凍庫からなくなった後、今まで飽和状態に見えた冷凍庫がガラーンとさみしく見えました。ってそんなに大量だったの?たしかに量は多かったんですが、あらってほとんど骨じゃん!食べるとこそんなにないじゃん!でもまあよしとしよう。明日も食べることになるのです。
メダカが冬になってあまり動かなくなってきたので、アミをかけてそうっとしてあるのですが、今日は日が照っていたので、日向ぼっこするかなーと思って、アミをとってのぞいてみたところ、
睡蓮の植木鉢に一匹のメダカが体をナナメ45度につきさす状態でプカーッとしていました。やっぱり寒くなって、死んじゃうのは多少いるよなー、かわいそうだけど仕方がないなー、と思い割り箸でつまみ出そうとすると、突然ビクッと気がついて、サーっと底のほうへ逃げて行きました。えーーーーーーっ、生きとんのかい!つーか、なに?そのまるで死骸なナナメに浮かんでる具合は?まるで死んだように見せて敵の目をあざむくとか、そういうの?それともただ弱ってるだけですか?