『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:765] 2006年12月22日(金) 03:05
[link:766] 2006年12月24日(日) 01:25
[link:767] 2006年12月25日(月) 00:50
[link:768] 2006年12月26日(火) 02:40
[link:769] 2006年12月27日(水) 23:12
k-diary script by Office K.
※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。
それからもうひとつはずっとずっとさがしていて、上々堂の石丸さんにも探してもらったりしていた南桂子全版画作品集が見つかり(Amazonで約10万円で出ていたのはあったが、さすがにそれは手がでなかった)、それが届いた。どちらもちょっと口では言い表せないうれしさです。
昨日はタマコウォルズを観に行って、森川アキコさん、ソフテロ、鈴木晶久くん、そして青山陽一さんまで、どーんとバックをやり、自分たちのステージもガッツリこなすタマコウォルズのゆるぎない底力に驚き、感動したし、先週はテリー(NRBQ)からもずっと電話がかかってきていたのだけど、いつもタイミング悪く出られなくて、留守電ばっかり。やっと先週末に話すことができてよかった。久しぶりのテリーはとても元気そうだったし、私もかなり元気が出た。
トムも手紙によれば、あいかわらず毎日CDを漁っては聴いているようです。このあいだテリーとスティーヴの時に来た時、ディスクユニオンとタワーに連れていってあげたのだけど、どうやら滞在中は1日3回タワー、HMV、ディスクユニオンを回ってたそうだ。大瀧詠一のプロデュースした渡辺満里奈のアルバムを探していた(なんというマニアだろうか)んだが、さすがにそれは見つけてあげられなかったんでした。
トムが編集してくれたCDに入っていたのは、クリスマスソングが中心だったんだけど、見事にまったく知らない人ばかりでした。本当にトムのマニアぶりには脱帽する。
なんだか、いろんなところから目に見えない応援をもらったようだ。応援というのは、する側がしようとしても簡単にできるものではない。逆に、別にする側はそんなつもりじゃなくても、こんなふうになんかの拍子に誰かがその人から応援されたと感じた時
には、確実に応援されている。人と人の気持ちのやりとりというのは本当に面白く、やっぱりどんなにコンピューターの開発が進んでも絶対にできないことはあるだろうな、とつくづく思う。『学習』という分野はもうできるだろうけど、遠くの人や物事を自分の感情の一部として思いをめぐらす、というのとか、もしコンピューターでやろうとしたら、一体全体どういうふうにやるんだろう?