『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:758] 2006年12月05日(火) 23:41
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[link:754] 2006年11月21日(火) 22:54
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どういう夢かというと、『電車の切符を買おうと券売機にお金を入れるがちっとも切符が出てこないので、取り出し口をのぞくと、そこは暗い四角い空間になっていて、その空間いっぱいに何やらぎっちりとモノがつまっていて、それが今にも出て来そうに少し見えている。で、それを引っ張り出すとプチプチにくるまれたくちゃくちゃの札束。それも1万円札、五千円札、千円札、いろいろとりまぜてぐちゃぐちゃの状態で、プチプチもすり切れてくちゃくちゃ。そればかりか、隣のおつりが出てくるところにもいろんな小銭がぎっちり詰まっていて、こちらももう取り出せないような感じになっている。総額でたぶん200万ぐらいはあるんじゃないか?と頭の中で思い、でも小銭はちょっと取り出せないなあとも思い、とにかく出て来た札束を持って、待っていた車に戻る。電車に乗るはずだったのに、そのまま車に乗って出発するが、その間じゅう、プチプチにくるまれた札束を警察に届けようか、内緒にしとこうか迷っている。』という大変に意地汚く、また、私がいかに世俗の欲にまみれているか(その割に小額)がよくわかる夢であった。
でも、目が覚めて、私は思いました。『そうだ、今日、宝くじを買うのだ。』
よくテレビとかで高額当選したことのある人が言ってますよね?『大きな蛇がお札を加えて天に昇っていく夢をみたのです』とか『金色に輝く大きな船がこちらへ向かってくる夢を見たのです』とか。
それにくらべれば電車の券売機から汚いプチプチにくるまれた札束が出てくるというのは、まあちょっとだけちがうような気もしないではないんですが、なんとなく『宝くじを買うなら今日』って言われてない?(言われてないか。)
と思って、自転車を走らせ行きました。近所で一番人気の、1億円が出た売り場。うっ、休み。ああ、やっぱりお告げでもなんでもなかったか。。。。。。と帰りかけたのですが、はたと気がつきました。評判は全然聞かないけど、駅の向こうのイ○ーヨー○ドーの売り場はやっているかも!で、走りました。やった、開いてる。私はものすごいイキオイで窓口に飛び込みました。『年末ジャンボください!』
あ、こういう時、銀座とかの行列のできる売り場は販売員のお姉さんの名前も『福丸さん』とか『福徳さん』とか『大冨さん」「大黒さん』なんてやってたっけ。売り場の人の名前も大事なんだよね。この人は、と胸の名札を見ると. . . . . . . . . .『しかない』さん?微妙だ。いや、微妙じゃない!『当たる"しかない"』『今日"しかない"』(え?ダジャレ?)だよね!ね!
と私がひとりで強くうなずいていたのをお姉さんは知るはずもありませんが、サービスとして『宝くじ入れ』なるビニールのポーチをくれました。うっ。デ、デザインが. . . . . 。いや、気にしない気にしない。なんてったって、昨夜の夢からここまで導かれたのだ。もう当たるしかないのだ。ちなみに当たったら日記に当たったとは書きませんから。ハズレたらハズレたって書くし、万一本当に当たってもハズレたって書きますから。
ああ、私って欲にまみれた小さいやつです。