忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年09月29日(金)

何年かぶりに読んだ半村良がなんだかとてもよかったので、他にも読みたくてさがしていたけど、近所の本屋さんになかったのでちょっと遠くのブックオフにて購入。売ろうと思っていた文庫も持っていったが、結局別のやつを買っちゃうので本は減らないわけなのです。しかし半村作品は数冊あって、当分読むものにこまらなくていいや、と喜んだものの、上だけとか下だけとかで、うまい具合に上下巻そろっているのがなくて、悔しい思い。近日中にそろえなければー。

健康ブームにはまったく乗っていないものの、最近ビーフンに酢をかけて食べたらめちゃうま(古)だったのをきっかけに酢ブームがちょっときていて、家で酸辣湯を作ってみようと思い立ち、しかしラー油がなかったのでスータンを作りました。トリガラベースで作ったら結構おいしかったです。


[link:722] 2006年10月01日(日) 00:34


2006年10月01日(日)

mixiに入ったついでと言ってはなんだけど、ついでにアメリカ版mixiのmy spaceというのにも自分のページを持ってみた。http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=114113247
別に特になにも考えずに『へえ〜〜』と思ってただ私もやってみただけなので、まだプロフィールとかも完成してなくてダラダラしてるのですが、さっそく世界の知らないミュージシャン(プロアマ問わず)からマイミク追加リクエストみたいなのが来て、本来なら面識のない人はお断りするところなんだけど、勝手にうっかり世界へ踏み出しといて、知ってる人にネット上で巡り会えるほうがものすごい確率だし、どの人の音楽も特にピンと来ないけど、まあ遠いし今後やりとりも絶対ないだろうと踏んで、とりあえず友達リストに入れてみている。みんなテキトーに送ってくるのかな。中には友達が何万人、というすごいわけのわからない人もいる。
というか、そうやって知らない人とつながっていくのが本来の目的なのかしか?なんかよくわからない。

[link:723] 2006年10月02日(月) 01:05


2006年10月01日(日)

新曲のアレンジをし直してみたり。
マクドナルドの焙煎ごまエビフィレオ、というのがどうしても食べてみたくて食べた。想像していなかったわけではないが、やっぱりゴマドレッシング味のたまに香ばしい味、という感じ。
普通のエビフィレオのほうが好きなような気がする。
せっかく新発売なのにそんなふうに言ってしまっては悪い気もするが、これは好きずきだかしかたがない。



[link:724] 2006年10月02日(月) 23:56


2006年10月02日(月)

つい最近、友人が会社を室内履きのまま退社して、ライヴハウスに来る途中で靴を買った、という話を聞き、『小学生じゃないんだから』『そりゃヒドイ!』と大笑いしていたのだが、そんな私も先日お邪魔した先で、トイレを借り、その後ずっとトイレのスリッパを履いたままお話ししていた。みんなはきっと気がついていたのだと思うが、私自身は帰り際になって、トイレの前に脱いだほんとのスリッパがポツンと残っているのを発見するまで気がつかず、大変恥ずかしかった。私が気がつくまで黙っていてくれたのかと思うと更に恥ずかしい(泣)。ほんとうにごめんなさい。でも素足で入っても大丈夫なぐらいきれいなフローリングのトイレだったので、どこも汚れていないと思います。
いやはや人のことは笑っていられませんなあ。しかし私という人間はまったく恥もかかず反省をせず一日を平和に過ごす、ということはできないのでしょうか。

[link:725] 2006年10月03日(火) 23:07


2006年10月03日(火)

今日の聞き間違い。
コンピューター→こんぺいとう
佐渡の船箪笥→佐渡のフラダンス(自分でも笑った。)

よくキム兄が『たとえまちがって聞こえても、前後関係から正しく判断せーよ!』と怒っているが、私は決定的にキム兄に怒られるタイプだ。だって前後関係から判断しろ、といわれても、聞き間違いをする時には前後を聞いていないところへ突然その言葉だけが聞こえてきて『え?』と思うのだから仕方がない。
聞き間違えられた相手にしてみれば『今時なんでこんぺいとうの話をしなきゃいけないのだ』とか『佐渡でフラダンスはないだろ!』ということになるわけだけど、私にとっては別に急にこんぺいとうの話が出て来てもぜんぜんおかしくないし、へえ、佐渡だからこそあえてフラダンスか、と想像してしまうので、特に違和感はない。普段、『絶対こんなことは会話に出てこないだろう』という比較的かたよったところで(例えば株式業界とか、IT業界とか医療業界とか?うーん、よくわからないけど。)生活しているならまだしも、私のようにのんきに垣根のない生活をしていると頭の中もズルズルなのです。まあ一言でいえば私の耳と頭が悪いんですが。

しかし、垣根といえばジャンルっていうのはめんどくさい。
音楽でも読み物でも絵でも芝居でも、なんでも。
確かにそれが一つの目安になって便利なんだけど、それが目隠しになって不便だし都合の悪い時も多くある。
まず最初に自分の職業を人に言う時不便。音楽を作る、というと『へえ。ジャンルは?』と聞かれる。ネットで私のCDや音楽を売っているところがある。そこでもやっぱりジャンル分けされてる。my spaceみたいなところに自分のページを持ってみる。そこでもやっぱり自分の音楽をどこかのジャンルに入れなければいけない。どこまで行ってもつきまとわれるので、もう特に悩んだりもしないけど、いつまでたってもしっくりくることはないし、いつもやっぱり説明にちょっと困る。
はっきり言って、私の音楽がどのジャンルかはよくわからない。J-POPといえばそうかもしれないが、ちがうような気もする。かといってロックか?ジャズか?フォークか?なんかどれもそういわれるとそういうところもあるが、しかしどれもちょっと違うような気もする。しかしあえてジャンルでいうなら、ジャズ、ロック、クラシック、昭和歌謡、童謡、ブルース、インストルメンタル、ムードミュージック、商店街の音楽、映画音楽、シャンソン、盆踊り、などなど。みんな混じってるし、たとえ少しずつだとしてもそういう全部からの影響がある。自分が好きで聴く音楽、聴いて心を奪われる音楽やそれを生み出した人たちをあげればキリがない。そうやってできあがっている私の音楽とは、はて?
私に限らずみんなそんなもんでしょう。フと思いつくだけでも栗コーダーは?パスカルズは?ふちがみとふなとは?読み物だってそう。芝居だってそう。
でも、一見しっかりジャンル分けされてるように見える、例えばブルースだって、一口にブルースといえば、コード進行とかみんなおんなじようなもんだし、ジャンルはジャンルじゃん、と思う人もいるかもしれないけど、あんなに演り手によって違うものもなかろう、というぐらいみんな独自だ。だけどブルースはブルース。うーん。。。。。
いやはやジャンルって、ややこしいですね。

[link:726] 2006年10月05日(木) 23:44

2003年6月16日までの日記


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