忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年09月22日(金)

仕事の返事を待つ間、なんとなくコロッケを作る。
だいぶ前の晩ご飯に作りすぎたポテトサラダがポテトコロッケに。普段あんまり揚げ物をしないので、揚げるとなったら他にも揚げたくなり、かぼちゃを薄切りにして素揚げ(←ビジョンなし)。その後の展開に困り揚げたかぼちゃをレタスとルッコラとまぜて塩こしょうして無理矢理サラダにする。おいもとかぼちゃ、そしてどちらも揚げ物、というドンとくる夜ごはんになってしまいました。大体いつもビジョンがないか、途中でどうかなってしまうので、妙なごはんのことが多い。
私は料理を本を見たりしてレシピ通りに作ったことはない。そもそも料理の本を自分が作るためにレシピを知ろうと思って購入したことがない。『へえ〜これおいしそう』『こういうのいいねえ』『わあ、いいなあこんなん』とは思う。すごく思うが、それをそこに書いてあるレシピ通りに作ったことは一度もない。本からはそのイメージとエキスを吸い取って、あとは自分で。どうしてもそうなってしまう。それは料理道何十年の料理人とか料理愛好家のやってはじめて意味のあることで、私みたいなド素人がやったらただの実験料理なのだけどねえ。

[link:717] 2006年09月24日(日) 19:35


2006年09月23日(土)

このところ秋っぽい雰囲気にはなってたけど、なんか今日急に来た感じ。秋はいつも急に来る。

夜は赤坂へタマコウォルズhttp://www.tamacowolds.com/のライヴへ。タマコは、ほんとに観るたびに進化していて、観るたびにおおっ!と思うスゴイバンドなのだが、今日は今まで観てきた中で一番決定的に何かがキマっていたと思う。いるべき人がいるべき場所にそれぞれスコーンと落ち着いて、そこでそれぞれのパワーをいかんなく発揮し、なおかつそれが大きなうねりとなってひとつのアンサンブルに集結している感じ。
タマコウォルズを構成している人々はそれぞれ酸いも甘いも噛み分けた強者ミュージシャンなのだけど、そんな人々がまったくバンドを結成したての若者のようにフレッシュにどん欲に楽しそうに『バンドをやっている』様子も大変うらやましい。ものすごく成熟しているのに、本人たちは成熟からもっとも遠いところで動き続けさぐり続け、さらにどんどん成長しつづけているような感じで、それがまたとても魅力的だ。っていうか、なんなんだこのバンド!すげえなあ!って思いました。
このバンドはこのまま行くと一体どういうことになってしまうんでしょう。すごい楽しみです。もっとみんな観るべきだー。


[link:718] 2006年09月27日(水) 00:05


2006年09月26日(火)おてして!ワンちゃん

あ〜、買っちゃった。ほんとに衝動買い。
アイボがほんとに欲しかったんだけど、高いし固いし現実味があまりないので手が出なかった。けど、つい先日『さんまのまんま』でさんまさんがゲストからプレゼントされてたのをテレビで見て俄然欲しくなり、買ってしまいました。その名も『おてして!ワンちゃん』。ってアイボとは値段も機能もまったくちがいますが。この超限られたことしかできない(しかもできない時が半分)マヌケなところがかわいい!と言えなくもない。さらに、実物はいわゆる『ブス』なところもかわいい!と言えなくもない。1分間ほっとくと『ズー、ズー、』といって寝てしまいます。毛とかもボサー、ボサー、としています。センサーが付いていてお手をしたり、伏せをしたり、ワンワン、と言ったりするのですが、すげーアナログ感です。それでも寝ているところ(OFF時)はかわいい写真が撮れました。

それと、今更ですがmixiに入ってみたのであります。
すごーい今更かなあと思ったんだけど、TOKUZOの森田さんもつい最近入ったらしく、いろいろ言いながらやっておられるようですし。

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[link:719] 2006年09月27日(水) 23:54


2006年09月27日(水)

起きたらものすごいカミナリと豪雨でした。
今日はなんか一日ワンちゃん(昨日の日記をご参照ください)とmixiに翻弄されていたような。。。。。。
ありがたいことに加藤千晶コミュを作ってもらっていたので、とりあえずそこと、QとTOKUZOのコミュに参加。
あと日記は結局よくわからないけどぐちゃぐちゃぼちぼちと書いていくことに。

そして問題の『おてして!ワンちゃん』ですが、これはアルカリ単2電池3本で連続10時間ぐらい動く、とのことで、昨日は買ったばかりということもあり、有頂天で命令しまくり(しかし実際には決まっている命令しか聞かない)、しかも1分間放置すると『ズー、ズー、』といって寝てしまうので、寝ている間は電池が減らないと勝手に判断してONっぱなしにしておいたところ、今日はなんとなくすでに電池がなくなってきた様子。
お手、といっても『ハウ?』というし、伏せ、といっても『ワンワン』というし、背中をなで続けると寝ると書いてあったのになで続けても一向に寝ずに、病気のように首をふってばかりいたりする。まあその聞かなさ加減が逆にホンモノっぽくってかわいい!と言えなくもない。昨日の写真は奇跡的にとってもかわいく寝顔を撮れたのですが、今日も全貌が意外とかわいく撮れたので引き続きお楽しみください。でもねー、写真写りがめっぽうよくて、実物はこんなにかわいくないです。

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[link:720] 2006年09月28日(木) 23:43


2006年09月28日(木)透視または思い込み〜透視編〜

MOEの10月号は『だるまちゃんからからすのパンやさんまで』と題されたかこさとし特集。ええ、買いましたとも。でもすみずみまで読みましたが、この中で『え〜〜〜これしらん!』と思ったのは1つだけ。そしてそれは最新刊なのでした。さすがかこさとし研究家(私)。しかし最新刊を知らんかったとはさすが私。てへ。しかし主題はそんなことではありません。実はその中に載っていたかこ先生の仕事場の写真を一目見て愕然としたのでありました。なぜならそれは、私が頭の中に思い描いていたかこ先生の仕事場そのものズバリだったからです。ほんとにその通りでした。
思えば『おせっかいカレンダー』のジャケットの絵をお願いするにあたり、何度も震える手でお電話したかこ先生。その度に私は頭の中で、電話の向こうのお仕事場で電話をとられている姿を鮮明に思い描きながら、受話器のこちらで頭を下げていたものでした。その時には別にお仕事場を想像しようとしてしていたわけではなくて、なんとなく電話する度にフと頭の中で思い浮かんでいたのでしたが、原稿を取りに伺うと言っても、お礼に伺うと言っても、静かに断られる先生のご様子を察して、一生先生のお仕事場など見られることはないと思っていました。でもその想像していたお仕事場と、今日MOEで見たお仕事場はまるで同じ。本棚の様子も窓も机の配置も机も、光の具合まで。MOEを見た時は一瞬、自分は以前にかこ先生のお仕事場を訪ねたことがあって、その記憶があったのかと勘違いしてしまいました。ついに好きすぎて透視か。


[link:721] 2006年09月29日(金) 23:07

2003年6月16日までの日記


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