『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:709] 2006年09月11日(月) 23:40
[link:710] 2006年09月13日(水) 01:38
[link:711] 2006年09月17日(日) 00:10
[link:712] 2009年05月21日(木) 01:35
[link:713] 2006年09月20日(水) 00:40
k-diary script by Office K.
※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。
ライヴでご一緒した『ふちがみとふなと』のお二人とは昨日の打ち上げではじめてゆっくりお話ししたのだけど、渕上さんとはいろいろと意外な共通点があることが判明した。まあ例えば『女の人のくせにくしゃみがカトちゃんくしゃみである。声を押し殺そうとすればするほどカトちゃんになる。』とか。『ステージで対決(回文対決など)をすることがあるが、なぜ対決するのか?と聞かれて『私が勝ちたいから』と答えたことがある。』とか。一見どうでもよいような共通点だが、当人にとっては結構大きな特色であるため、そこらへんが共通している人に会うと(まずそんな人にあまり会わないから)大変親しみがわく。
そんな渕上さんと今日は千駄木の古書ほうろうへ行った。観に来てくださったMさんとしばしおしゃべりした後、店内をぐるっとすると3冊ほどまた見つかってしまって、買ってしまった。フと見ると渕上さんも本を抱えてお金を払っており、旅先にもかかわらずそうとうな重さのブツ(本)を買うところも妙に同じなようだ。
その後、谷中銀座などをブラッとしてお茶を飲む。なんかとりとめのないおしゃべりを長々として、気がついたら外が暗くなりかけてた。なんか幸せな気分で渕上さんとそこで別れ、私はその後打ち合わせに行った。おじゃまする事務所の地図をケイタイで見られるようにファイルを送ったのになぜか開くと白紙になっていて、ぜんぜん場所がわからなくなってしまい、結局電話で道案内をしていただく失態。事務所の窓から『あっちが上野で、あの辺が池でしょ。で、あのうどん屋さんはこっちだから駅は。。。』と教えていただいてる間も、全く要領を得ないのを笑顔でごまかして相づちを打っていたら、帰りに『カトウさん全くわかってないでしょう?きっと次回も迷って電話かかってきますね?』と言われてしまった。
実際知らない事務所へ行くのに3回目でも迷って『頭がおかしいんじゃないか』と言われたことがあるだけに、思い切り笑い飛ばすこともできず(泣)。
なんかけっちゃんとかみたいにどこへ行っても即座に東西南北がわかったりするようになりたいなあ。