『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:682] 2006年07月17日(月) 23:06
ドラマ自体は最後までどこがどう、という強烈な展開もなく、すごいトリッキーなこともなく、わりと予想どおりにうまく元に戻り、ハッピーエンド。というよかったよかった。という感じだったのだけど(いや実際には不覚にも涙してしまってちょっと照れくさいのだけど)、もう吾輩に会えなくなるというのが妙にさみしい。前にも言ったが見始めた当初あんなに斉藤由貴の演技がイヤだった『吾輩』がもういないのがさみしい。テレビの中のあの家族と近所の人々と同じように、いつの間にかあの変な人物を、そればかりでなくあの妙な登場人物たちを好きになっていた。もうズバリクドカンマジックです。