『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:667] 2006年06月29日(木) 00:36
しばらくぶりの柴又はなんとなくちょっとお店とかが変わったような感じ。参道入り口にイマドキの駄菓子屋(古くからある駄菓子屋じゃなくて)があって、別にイマドキの駄菓子屋でしょー?とぜんぜんスルーするつもりだったのだが、スルーするつもりで店内をザッと見ると、イマドキの駄菓子屋にしてはものすごい豊富な品揃えで、そこらへんのナンチャッテとはちょっとちがうようだった。で、フと中原さんを見ると、昔のブロマイドコーナーで手に大量のブロマイドを持っており、さらに吟味を重ねている様子。近寄ってみると石原裕次郎や渡哲也、長谷川一夫などにまじって若き日のいかりや長介や桂歌丸師匠のまである。歌丸師匠のブロマイドがあったこと、そしてそれが現在も残っていることがすごい。そんな中原さんもお年頃な女性だが、異性の好みを聞くと少し個性的なようだ。狂ったようにブロマイドを選ぶ彼女が誰のを買ったのかはご本人の日記でご確認ください。その後、久しぶりに喝でとんかつ。うまかったです。