忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年06月15日(木)

14日、リハ。久しぶりの曲をやってみようと思いいろいろ挑戦するが、自分のふがいなさに涙。
しかし泣いていたってうまく行くわけではないので、もう一度よく考える。考えてるばかりでもうまく行くわけではないので、個人リハ。うーむ。むずかしい。なんだこの曲は!
よく行くスタジオの壁に稲川淳二の『こわい話』公演のポスターが。日本青年館大ホールか。この人はいったいいつまでこれで行けるのだろう。こわい話もいっぱいあるんだなあ。

クドカン脚本で話題の『吾輩は主婦である』をビデオに録って見ている。見始めた時は特に面白くも感じずどうなることかと思ったし、キャストも今回はイマイチのような気がしていたのだけれども、もうすでに見ずにはいられない状態に。最初ちょっとイヤだった斉藤由貴や川平慈英 の演技がもう面白く思えている。モンナシーヌの歌が頭をまわっている。クドカンマジックか。
それとびっくりしたことにレッド吉田がイイ。息子のじゅんもイイ。

あ、それどころではなくて、明日は赤坂グラフィティでライヴです。私はトップバッターなので来てくださる方はどうぞお見逃しなくー。ご予約も明日の正午までお受けしています。駆け込み、滑り込み大歓迎です。もちろんご予約がなくても大歓迎です。お待ちしてます。

16日の赤坂グラフィティのライヴのチケット予約を当日正午まで承ります。トップページのコンタクトよりメールでご予約ください。お待ちしてます。

[link:659] 2006年06月17日(土) 02:23


2006年06月16日(金)

赤坂へ来てくださったみなさまどうもありがとうございました。
イベントに誘ってくれた石野田奈津代ちゃん、それから森川アキコさん、サポートしてくれた方々、スタッフの方々、どうもありがとうございました。
東京は久しぶりで、今日の4人編成も久しぶりで大変楽しく演奏できました。アルバムもたくさんの方が買ってくれてうれしかった。また来てください。次は9月の吉祥寺MANDA-LA2が本決まり。その前にもひょっとしたら何か入るかもしれません。
また加藤千晶食堂でチェックしてください。
うーん、書きたいことはまだあるけども、取り急ぎお礼まで。
みなさんどうもありがとう。






[link:660] 2006年06月19日(月) 00:06


2006年06月18日(日)

先日のライウが終わって、次に決まっているのは9月の『とシリーズ』の『ふちがみとふなとと加藤千晶』東名ツアー。
それまでにももう少しやりたいなあと思っていますが、ちょっと検討中です。9月には何曲か新曲もやりたいのでそれらを固めたいし、この間久しぶりに『バイバイさよなら』をやったことで、演奏における自分の不得手なこともよりハッキリして、ちょっとその辺のことも精進しなければ。
サッカーを見終わったばかりなので、つられて鼻息が荒くなっているようです。
しかしサッカーというのはうっかり観てしまうと、ずうっとボールが動いているために、ずうっと観てしまう。猫かい。いや惜しかった。未だに『ボランチ』が何かよくわかんないレベルなんですが、ゲームは大変面白い。

[link:661] 2006年06月19日(月) 23:35


2006年06月19日(月)

メダカの子供が増えすぎて、子供瓶のほうに先に入れたほうの子達がだんだん大きくなってきて幼児ぐらいに成長し、最近入れた乳児メダカとはずいぶん体の大きさが違ってきちゃったなー。。と思っていた矢先、その幼児が乳児に後ろから食いつこうをする現場を目撃してしまった。メダカはやはり肉食。っていうか雑食。っていうかちょっとアホ。赤ちゃんとエサの区別がつかないのね。で、瓶の中にはもうたぶん100匹近い子供がいて、そのうちの20匹ぐらいが幼児になってる。これはマズイと思って、幼児をなんとか別のバケツに移した。しかし残る乳児も次々と成長してくるわけで、結局この大量の子供をどうしたらいいものか。小川とかが近くにあれば放すんだけどなー。ビオトープを作れるもんなら作りたいがさすがにそれは無理。場所もないし。
まだまだ卵産んでるし。


[link:662] 2006年06月21日(水) 23:44


2006年06月21日(水)

さて、とあるご縁から今週エッセイストの石田千さんとお会いすることになった。初めてお会いするので、どういう方だろうと思い著書の一つ『踏切趣味』を読んでみた。
読んでみたところ、勝手な思い込みだけども親近感がわいた。年もそんなに違わないし、かなり近いヒトなのではないか、と思った。で、その中に古本とレコードのお店『金町一草洞』というのが出て来て、千駄木、根津、町屋、金町あたりは思いっきり私の行動圏だけども、そんなお店があったことは知らなかったので行ってみたくなり、さっそくネットで検索してみると、UZUという季刊雑誌を置いているお店として、タコシェ、トムズボックス、『おせっかいカレンダー』を置いてくださってる千駄木の『古書ほうろう』なんかと並んで店名がある。それで、これはぜひ行ってみなければ、と出かけたわけです。
商店街の中のちいさなお店。のぞくとお店の正面奥にいかにも店主、という風情のご主人が座っておられ、目指して行かないとちょっと入るのに勇気がいる感じ。が、もう少しよく見るとご主人はとても優しげで、いわゆる偏屈おやじという感じはまったくない。で、思い切って入った。店内の本は自然や野鳥に関するものと音楽と美術、下町に関連したもの、そしてなぜかつげ義春、鈴木翁二、など。レコードはジャズ、シャンソン、ワールドミュージック、クラシック。
偏ってるー。完全に趣味のよいおじさんのお家に来てあれこれ見せてもらってレコードかけてもらってる感じ。
はじめお店に入った時にはクラシックがかかっていたのだけど、私がジャズコーナーの箱を見てるのを見てさりげなくジャズにかけかえてくれたり、私なんて全然ジャズに詳しくないのににこにこしながら話をしてくれたり、ご主人もとてもキュートで優しいおじさんでした。ジャズ好き本好き、それでいてアウトドアというのは珍しいような気がする。また絶対行くと思います。
聴いたことのないピアノの人で、『ドド・マーマローサ』という人のレコードを買いました。ビバップよりも以前に活躍してたらしいということと『ドド』って名前で。蝋人形のようなジャケットもよかった。あんなマニアなお店に行っておきながら、こんな買い方で申し訳ないです。

[link:663] 2006年06月23日(金) 02:49

2003年6月16日までの日記


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