『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:658] 2006年06月15日(木) 21:14
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私は特にサッカーが好きとか、ワールドカップが好きとかというわけではありませんが、観れば観たでそりゃあ力も入ります。
代表メンバーのこともよく知りませんけど、GKの川口という人は大きな試合にはいつも出てるなあ、と思ってたら、いつも出てるだけのことはあるスゴイ人なんだとわかりました。
あと相手がガーッとゴールめがけて走ってきた時にゴール直前でボールを蹴っ飛ばしてディフェンスする人(←宮本?)もすごいし、草食動物のように同時に横とかワイドビューですぐにパスをまわせる人(←中田?)もすごいし淡々と前へ前へ(←中村?)行く人もすごい。けど、それが誰だったかはうろ覚えです。
それでも今日はなんか足の速さとか背の高さとかそういうことでちょっとついていけてなかったような感じもして、世界の壁の厚さも同時に知りました。次、がんばれ。
それで、金曜日の赤坂グラフィティの日は日本の試合はないけどもアルゼンチンとどっかしらの試合もあるし、どうなんだろう?みんなサッカー?
私もがんばりますので来てね。
さて昨日のニュースで、どっかしらの郵便局に泥棒が入り34万円を盗んだが、よくよく考えて2ヶ月後『申し訳ないことをした』と1万円上乗せした35万円を返しそのまま逃走。でもまたよくよく考えて『恋人のために早くきれいな身になりたい』と結局自首した、というのを聞いて大変気になった。そもそものきっかけは生活が苦しかったらしいけど、返す際には律儀に1万円上乗せ。
強盗をすること自体悪いが、ある意味『人はいい』この泥棒。2ヶ月間もくよくよと考えてたこととか、『34万円じゃあなあ、、、キリのいいところで35万円にして返すか(40万はない)』みたいなところとか、それも外に置き去りとかじゃなくてちゃんと窓口に返しにきて逃走するところとか、『恋人のためにきれいな身になりたくて自首』しちゃうところとか、もう『泥棒として全然イケてない』。ばかりか、『人としても相当ユルい』。これはまさに『泥棒失格準グランプリ』ぐらいに値すると思う。こういう人はぜったい盗みは失敗する。
『泥棒としてイケてる人』は返却など考えないだろうが、もしも何かの拍子にやっぱり返却をしようとするなら、きっと泥棒に入ったちょうど1年後のその日に10倍の340万を手紙つきでスマートに置いて立ち去るはず(妄想)。そして自首なんかぜったいしないはず。こんなキザな泥棒はいやですよね。そういう意味でも私はこの人のこれからを応援したい。これを機にぜひとも自分が『泥棒失格準グランプリ』レベルであることを自覚し、おのれの個性と力で生き抜いていってほしいです。
ところで、これって盗んだのが34万円だったから35万にしてみたけど、31万だったら35万にしただろうか?やっぱり1万のせて32万返した?返してもらったほうは1万円をどうするのか?防犯グッズを買うのか?寄付?全員で『戻った祝い』をする足しにしてパーッと使っちゃってたらおかしい。
世の中、こういうちょっと笑える事件ばかりだと少しは救われるんだけど。