『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:651] 2006年05月30日(火) 00:10
昨年出たアルバム『おせっかいカレンダー』でも五月のうたは『カミナリ食堂』です。どこかであのうたのようなことが起きていないかな、と思いながらライヴの準備をしています。
『おせっかいカレンダー』も発売から早や9ヶ月。
そろそろ少しずつこのアルバムを作ったこと、曲に練り込んだ暗号(?)について話してもいいかな、と思っています(遅)。
ダヴィンチコードみたいに世界を変えるようなメッセージは何もありませんが、実はわりとガンとしたテーマがあるのです。
変わっていく、でも変わらない世界でてくてくと歩きつづける私たちの様があちらこちらに透けて見えているでしょう?
ライナーノーツや今までの曲解説には書かなかったちょっとしたことをこれから少しずつ書いていこうと思います。
と思った矢先、すっかり治ったように思われたmacが、やっぱり治っていなくて、再び動かなくなってしまいました。一応別の方法でネット環境はなんとかなるのですが、しばらくの間は連絡は電話か携帯のメールにしていただけるとうれしいです。