忘れ物はないね?:2006-05-08

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年05月08日(月)

ゴールデンウィークはまったく関係ない私ですが、今年はなんかいつもよりお休み度が高かったような。
おもなできごとは、 まず4/30ムーンライダーズ30周年ライヴにお呼ばれして野音へ。久しぶりに大先輩方の勇姿を堪能。
その後はお友達が来て朝までボードゲーム(一人が犯人で逃げるやつ。やはりすぐつかまった。)。キーマカレーを作る。柴又の民芸品屋へ偵察に行く。連休中にメダカの産卵ラッシュ。慌てて新しい容器を買いに行き、睡蓮をセッティング。赤坂グラフィティでライヴ観戦。タマコウォルズは本当に観るたびにすごくなってる。日本のバンドじゃないみたい。フジロックとか出てほしいなあ。
あとはピアノ弾いたり写生にいったり。そして寺内貫太郎一家を見続けたり。本当に寺貫はすごいです。人生の凸凹を丁寧に丁寧に描いた内容、役者さん、演出方法、全部ひっくるめてみんなすばらしいんだけど、樹木希林のすごさにはド胆を抜かれます。『あんな笑えるのに人としての懐の深さ、器の大きさ、生きることそのもののすべてがわかっているバァチャン』という人物像を、ものすごくサラッと演じてる。

[link:645] 2006年05月11日(木) 00:48

2003年6月16日までの日記


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