『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:650] 2006年05月25日(木) 02:03
[link:651] 2006年05月30日(火) 00:10
[link:652] 2006年05月30日(火) 23:46
[link:653] 2006年06月02日(金) 01:39
[link:654] 2006年06月09日(金) 23:16
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睡蓮が葉をのばしにくそう。メダカの子供もすごい増えてきた。このあいだから外の木の枝にヒヨドリがくる。ヒヨドリ結構でかい。コーヒーにミルクとまちがってグレープフルーツジュース!酸っぱかったがそこそこイケる。柑橘コーヒーと思えば。
ボタンのほつれを直す。ミシンを踏む。ウーリッツァーを弾く。ポストに行く。故郷に四万十川のある友達から写真とメール。名古屋の友達から手紙。NさんからQの2枚組。母から新茶の便り。暮らしの中をいろんな人からのいろんな気持ちが矢印にのっかって行ったり来たりして、それらの矢印はたまにぶつかったり、行き違ったり、まだ届かなかったり、遠ざかったりしながら明けたり暮れたりしている。
そろそろ夏の大三角形が見える頃です。
私の住む東京はよく星が見えないと思われていますが、明かりが見えない空き地に行けば意外とよく見えます。
もちろんどこか空気の澄んで明かりがまったくない山の方とはくらべものにならないけど。
私史上一番すごい星空は、友達ともう17〜8年前に下呂温泉へ行って、単線の線路にねっころがってみたやつ。
線路に耳をつけると遠くの電車の音が聞こえる、なんて言われてるのをほんとかどうかやってみたけど、耳が冷たいだけでそんな音は聞こえなかった。ただゴワーーーーーっていう音だけだった。
雨の日はいろんなことを思い出します。