『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:640] 2006年04月11日(火) 15:59
その日の名古屋はローリングストーンズ嵐が吹き荒れて、町じゅう猫の子一匹歩いていないほどでしたが、そんな中、こちらへ足をお運びくださった方、どうもありがとうございました。
ほんとうにありがとう(泣)。
個人的にいろいろハラハラする場面もあったにはあったのですが、とても楽しく演奏できました。そして何よりもうれしかったのは来てくださった人達が『たのしかった』と言ってくださったこと。ストーンズを蹴ってまで駆けつけてくださった『人の暖かさ』を改めて知るとともに、世の中にはまだまだ物好きな人たちがいるものだ、捨てたもんじゃないなあ、と感心しました(オイ!)。
次回はストーンズとか、サザンとかグレイとかジャニーズとか、『大道町人祭り』とかのない日にガッツでのんきな雰囲気ではりきっていきたいと思います。みなさんどうもありがとうございました。
巨大ブロッコリーブーケをくれたGUIROの高倉くんどうもありがとう。
そして翌日は栗コーダーカルテットのライヴ観戦に再びTOKUZOへ。久しぶりに観る栗コーダーのライヴでしたが、やっぱり聴くたびにすごくなってる。演奏もトークも。オリジナルはもちろんですが、カヴァー曲もどんな曲も、栗コーダーが演奏すると栗コーダーの曲。ほんとにまったくすごい人達です。
と最後列で感動していましたら、途中の休憩でお呼びがかかり、飛び入りで『ピタゴラスイッチのテーマ』を歌うことになりました。うわー。
心の準備もなしにうっかりステージへ上がり、準備がなかったわりにはうっかり無駄に長話をし(反省)、そして一番重要な歌部分2小節はかなりビミョーな声に。。。。(猛反省)。
いやー、失礼しましたー。でもすごいうれしかったです。ありがとうございました。
栗コーダーカルテットはこの日がツアーの初日。今頃は神戸の夜でしょうねえ。ブラボー、栗コーダー。