『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:641] 2006年04月21日(金) 16:06
[link:640] 2006年04月11日(火) 15:59
[link:639] 2006年04月07日(金) 23:00
[link:638] 2006年04月03日(月) 23:59
[link:637] 2006年04月02日(日) 02:21
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名古屋でのんきな水曜日や翌日の栗コーダー飛び入り事件を観てくださった方からの書き込みや感想などをいただき、改めて振り返る。5日の醍醐味はやっぱり『普段とちょっとちがう感じ、普段はあんまり見られない、いろんな線や枠をまたいで楽しむ感じ』だったのだけど、やってみたら本当に線や枠がない感じがして、だけどそれぞれの人たちがそれぞれ確固たる個性と持ち味を全面に出していて大変面白かった。関島さんと近藤さんのデュオとか、川口さんの歌とか、久住さんの『どこへ行っても誰とやっても久住さんワールドだけど、その場にしかあり得ないパフォーマンス』とか、GOCCIの歌、シャケさんのピアニカとか、そんな人達みんなと演奏した曲の瞬発力とか、ひとつひとつ思い出すとみな素晴らしくて、ほんとに『音楽って楽しいなあ』という気持ちがステージと客席にぽわわーんぽわわーんとただよっていたと思う。出演者のみなさん、来てくださったみなさん、ほんとにどうもありがとうございました。
その後の打ち上げも楽しくて、もうずーっと笑ってた。ミックとかもこっちに合流したらよかったのに。
で、翌日は梶やんがマスターのコーヒーカジタへ行ったのだけど、あいにくお休み。そこで、もう一人、これまた古ーいお友達がはじめた茶の湯と着物と雑貨のお店『月日荘』へ。
月日荘はその友達のYさんがお友達とやっている『露』というユニットが運営している、日本家屋のギャラリー兼カフェ。
ずっと行きたいと思っていたのだけど、わりと家から行きづらいところにあってなかなか行けなかった。
噂には聞いていたけれど、とんでもなくよいお店です。昨年からカフェ営業もしているので、気軽にお抹茶もいただけるし、コーヒーカジタの月日荘ブレンドも飲めます。
おばあちゃんの家と似た、本当の日本家屋がごくごくシンプルにほどよい匙加減で改装され、明るく開放的なお座敷がギャラリーになっていて、そこでお茶も飲める。お道具や食器ひとつひとつもすごくいい。敷居も高くない。思わずその日の展示品を全部買いたくなりました。名古屋にお住まいの方、絶対行ってみたほうがいいですよー。
http://www.sanoxx.com/ro/