忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年03月27日(月)

リハの前に一仕事。8時におきて、某所でCMの本番。
今回は作曲と歌。何回か歌うが、今日のテイクはやや表情が出過ぎ、結局『一番邪心のない』デモのテイクが採用になった。そういうことってたまにあるんですなー。レコーディングで何テイクも録ったけど、やっぱり1テイク目が一番よかった、っていうようなこともあるし。CMだとデモを出してから本番までに時間があくとやる方もその時の真っ白な気持ちとはややちがっているし、監督さんたちもずっとそのデモを聴いて作業しているから、やっぱりコレかなー、ってなる時もある。が、CMとして一番よいモノができればそれでよいから、私としてはどれを採用してもらってもよいと思っている。今回も結果的に気に入ってもらえたのでめでたし。4月初め頃からオンエアになるらしいです。ここでは詳しい情報は書きませんが、もし偶然見かけた人がいたら(そして、その人がわりと私の声を聞き慣れてくれている人だったら)、おそらく一発でわかるのではないでしょうか。
絵はかわいいヘッポコ系アニメーション、私のヘッポコ歌がかなり丸出しのかわいいCMです。

その後ライヴのリハへ。千駄ヶ谷から総武線に乗ったのですが、なぜか千駄ヶ谷の次が新宿と思い込み、代々木でふらっと下車。代々木と気がつくまで、延々と中央線快速の乗り換えホームをさがし、やっとまちがいに気がついて、また乗り、今度は中野でまた下車。またまちがいとわかり、やっと新宿で中央線特別快速に乗った。ホームの柱一本一本全部にちゃんと駅名を貼っておいてほしいものです。
リハは今日は初日で、ウォーミングアップ的要素も濃く、のんびり和気あいあいと進みました。
私一人、いっぱいいっぱいでしたが。
明日はいよいよ全員集合のリハです。まだ会ったことのない、電話と郵送でやりとりをしてきたヴァイオリンの佐々木君も来てくれます。楽しみだー。

[link:634] 2006年03月29日(水) 01:16


2006年03月24日(金)

原宿へHARCOのワンマン観戦に出かけました。
ひー、すごい人。会場はいっぱい。開演前から気分が悪くなる人も出たりするほどの盛り上がりでした。そんな中HARCOの甘い声と胸キュンポップソングが炸裂し、まさに「HARCO』満載の貫禄のステージでした。しかし、申し訳ないことに、私もちょっと体調が悪かったこともあり、ずっと立ちっぱなして観てたら貧血になってしまい、アンコールを待たずして退場することに。
出口付近で観ていたので、すぐに出られたのはよかったんですが、何人かの知り合いに真っ青な顔を見られました。
とりあえず階段に座り込み、その後フラフラと駅に向かう途中のベンチ(原宿ド真ん中)でうなだれ、明治神宮の駅のトイレで休み、駅員さんに『駅員室で休めば?』と言われ、でも手も足もしびれていたし、気持ちも悪くなりはじめていて、ウロウロしていると帰れなくなると思い、なんとか電車に乗り込んで帰宅しました。ずっと座っていられたので家に着く頃には少し回復。
いやー、久しぶりになりました。この前になった時はリハ帰りにけっちゃんたちとファミレスにごはんを食べに寄った時だったか。ああ、そういえばその時もけっちゃんがいて、今日もけっちゃんがいて、いつもけっちゃんに見られています。
ライヴにむけてスタミナをつけなければ。何を食べればよいのか?

[link:633] 2006年03月27日(月) 23:32


2006年03月22日(水)22日その2

あとほぼ1週間後にせまったワンマンですが、どうも聞くところによると、4月1日はいろんなところでいろんな人がライヴをしているようです。ってことはこっちに来てくれる人、少ないのかなー。ドキドキするなー。
迷ってる人、来てくださいよ。ね。がんばりますから。

[link:632] 2006年03月25日(土) 16:54


2006年03月22日(水)

せっせとやっているアレンジがやや煮詰まり、逃避〜〜。ららら〜。
最近読むものがなくなって、また、すっごく適当に東野圭吾『白夜行』を買ってみたのだが、のっけからまた例のシンクロが起きた。例の、というのは、私はよく『ほんっとにどうでもよいような、しかしとても妙な偶然』が起きる体質。特に何の脈絡もなく手に入れて読みはじめた本の内容と現実がシンクロすることはよくある。あんまりよくあるのでもういちいち気にしないんだけど、例えば読み始めて、描かれている場面の日付けが同じ、つまり『あれ、1月7日って今日じゃん』とか、ついこの間は武蔵小金井からの帰り道に本屋で適当に迷って京極夏彦の本を初めて買ったら、いきなり現場が武蔵小金井だったり。
そして今回は、まったく知らなかったとあるお店に初めて入って(別に有名店ではない)、ごはんを食べた帰りに、これまた初めて入るTSUTAYAでものすごく適当に『白夜行』を買って(ドラマもまったく見た事ないので話も全然知らない)読み始めたら、被害者が立ち寄った店としてまず出て来たお店の名前が、さきほど入ったお店と同じ. . . . 。
私にもしなんらかの『勘』というか、『スルドイ能力』が少しだけあるのだとすれば、それはこんな『どうでもよいところ』に、すごく働いているのでしょうか。


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居酒屋店主の絵その2

[link:631] 2006年03月23日(木) 00:42


2006年03月20日(月)

札幌に住む仲良しのイラストレーター早川司寿ちゃんが、新しく絵を描いた本を送ってくれた。
ゆのきようこ文/早川司寿乃絵『春の主役 桜』というやつです。内容は桜についていろいろ詳しく書かれた本なのだけど、文章では普通の世界のことを普通に紹介しているのに、すごく別次元の道案内、という感じでへんてこ美しいです。どんなリアルも超越しているしずちゃんの世界観が炸裂していてすごいと思いました。
そしてその司寿ちゃんからまたまた手紙が来た。なんでも『新聞の折り込みの、通信講座のチラシをフと見たら、たまたま発見した』とのこと。実物もほんとうに普通のよくある通信講座のチラシです。普通なら『通信太郎』とか『ナントカ花子』とか書かれてるようなとこなんだけど. . . . . . . どういうことなんでしょうか。画像を拡大してよーくご覧ください。

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[link:630] 2006年03月22日(水) 14:30

2003年6月16日までの日記


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