忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年01月01日(日)餅のたまる家から

あけましておめでとうございます。
お休みの人もお仕事の人も、風邪とかひかないように気をつけてよいお正月を。

お餅(去年の)を焼きました。毎年年末に、一応ちいさーいお鏡さんをキッチンと仕事場など3つずつ買うんですが、それをなかなか食べないので、冷凍庫入れとこ、冷凍しとこ、冷凍、冷凍しとけば. . . . と冷凍庫に頼り切っているうちに、かれこれ4〜5年分が保存され、引き出しひとつ丸々鏡餅入れになってる状態でした。毎年それをあける度に『ああ、これ. . . . . .』と思うものの、見ないふりをしていました。けど、年末にお友達と話していた時にその話題になり、さすがに、(ようやく、ついに、今更、)そろそろ、なんとかしなければ、という気になり、試しにその中の1個(年代は不明)を解凍してみたけど、永久凍土のように芯の芯まで凍っていて、水分だけがぬけていて、まったく別物になっていました。ごめんなさい。さようなら(昔の)鏡餅。今年はちゃんとお正月が終わったら今年の分を食べます。
ちなみに、冷凍庫には実家から送られてきた切り餅も凍っていて、その中で一個一個パックされてる切り餅は大丈夫でした。

[link:583] 2006年01月03日(火) 21:47


2005年12月31日(土)もうすぐおしょうがつ。ほんとにもうすぐ。

ですが、起きたら3時でした。ひー。大晦日っぽさゼロ。
とはいえ、なんとなーく家の中を掃除。終了して、今。
みんな何してるのかなあ。
今年もなんとか無事に楽しくやってこられました。まわりの皆様のおかげでございます。アルバムに参加してくださった人、売ってくださった人、買ってくださった人、ライヴに参加してくださった人、観に来てくれた人、誘ってくれた人、一緒に仕事してくださった人、すべての力を貸してくださった人、本当にどうもありがとうございました。来年もドーゾドーゾ、よろしく、よろしくお願いいたします。

さて、実は私は『お正月』より『大晦日』のほうが好きです。
で、毎年、大晦日になると読みたくなる本があります。福音館こどものともの中の一冊、西村繁男氏作の『もうすぐおしょうがつ』です。1989年のクリスマスにずんちゃんがくれた本で、それ以来、ほぼ毎年年末になると必ず開いてみます。表紙を開くとずんちゃんからのMerry Christmasのひとことメッセージが描いてあって、毎年それを見るのもなんだかうれしい。
薄っぺらい本だけど、とにかくすみずみまで、この年末のなんともいえない非日常な(でも極めて毎年同じ感じな)雰囲気が本当に生き生きとみずみずしく描かれていて、何回読んでいても、16年経った今でさえ見るたびに小さい発見があり、感動します。
西村繁男氏の絵本には他にも『おふろやさん』とか『にちよういち』などがあって、とにかくその場の様子がほんとに生き生きとリアルに面白く描かれているものばかりです。中でもわたしはこの『もうすぐおしょうがつ』が大好きで、年末に必ず読みます。
あーもう読みたくなってきた。読も。

みなさまよいお年を!
来年も加藤千晶、加藤千晶食堂をどうぞご贔屓に。

[link:582] 2006年01月01日(日) 16:04


2005年12月29日(木)寒いですね。その二

さっきから、ひとりでデモの歌を狂ったように歌い続けてたのですが、軽く逃避して、ちょっと買い物に出た。こんな日はお寿司とか食べてやる、と思ってお寿司、お寿司、と言いながらスーパーのお寿司(悲)を買って帰ってきて食べました。近所のスーパーはすっかりお正月準備店内になっていた。しめ縄とお鏡さんも買ってみた。あの『さかなさかなさかなー』の歌以来、きのこ売り場やみかん売り場やハムソーセージ売り場なんかにやたらとそれぞれのテーマソングが流れているんだけど、お鏡餅売り場でもやっぱり餅ソングが流れていました。

それはさておき、ひょんなことからお知り合いになったとある人と話していたら、まわりの人とかお店とか時間とかが偶然にものすごいつながり方をしていて、面白かった。話せば話すほど、知れば知るほどポコポコ偶然が出て来る。そのどれもが直接重なってはいないのに、今までの十年ぐらいでなぜ一度も関わりがなかったのか不思議なほどのニアミス。こういうのって、もしどこかでなにかのタイミングがちがっていたら十年ぐらい前にとっくに知り合っていたんだろうけど、そういう出会いが今になってある、というのが本当に面白い。世の中にはそうやって、「とっくに知っててもおかしくないのに、まだ知らない人」がきっとあちこちにいるんじゃないんだろうか。
今年は『おせっかいカレンダー』がそういういろんなよい出会いをさせてくれた。おせっかいカレンダーを聴いてくれた人が、なんとなくメールをくれたり、ライヴを観に来てくれたりして、中でもアルバムを聴いてすごくおもしろがってくれた人などと話していて糸をたどっていくとどんどん「あれ?え?そうなの?」ってことが出て来てつながってたりした。そういう出会いは本当にうれしい。それだけ長く生きているってことでもあるかもしれない。ケド。

[link:581] 2005年12月31日(土) 19:20


2005年12月29日(木)寒いですね。その一

寒いですね。
なぜか急に忙しくなってしまって、というところへ、年明けにさっそくデモ録音というのができて、このところおおむね引きこもって仕事しています。先延ばしにしてた部屋の片付けとか掃除とかがこのまま実行されずにたぶんお正月かなー。
気がついたら、燃えないゴミの収集も終わってたしなー。

合間にケーブルでやってた『タカダワタル的』を観る。あーやっぱりこんな人そうそういないよなー。ちゃんとライヴを生で観ておけばよかったと心から後悔する。おばけのうたを歌っているシーンで、泣けてきてしまった。けど、きっとフとした時にいつもヨレ〜っと笑って出て来てくれそうな気がする。

[link:580] 2005年12月29日(木) 22:03


2005年12月26日(月)

えーあーうー、年の瀬も押し迫り(このセリフ何回言ってるかな)、何かよくわからない忙しさにかまけて、あちこちで打ち合わせをしたり、酔っぱらったり、忘年会にお呼ばれして、こちらがお世話になってるのにフォアグラをごちそうになったり、その翌日は家に食材がなくて白パン一個だったり、北風に吹かれたり、仕事をしたり、まだその途中だったり、と言いながらファミレスで3時間ぐらいしゃべってたり、犬の土鈴を衝動買いしたりしていました。
むむむ、気がつけばもう27日か。最近メダカが瓶の底からめっきり浮かびあがってこなくなって、生けているのか死んじゃったのかがよくわからないのが気がかりです。でも去年もそうやって心配していたら、春になって一気にうわーっと出て来て卵を生みまくったのでたぶん今回も大丈夫。だと思うけど、瓶の水が若干いえだいぶ汚れて淀んでいるのが気になります。今年は去年よりだいぶ寒いしなー。がんばれメダカちゃん。生き延びてほしい。
ほんとに毎日寒くて、外出の折にお腹が痛くなるのが恐怖で、めちゃくちゃ厚着+カイロを貼っているのですが、そうすると電車とかお店で暑い。で、汗かいちゃったりして、また外に出るとヒヤーッとなって、ほんとにこの温度差にはまいります。
みなさん風邪とかひかないようにしてください。

[link:579] 2005年12月29日(木) 16:10

2003年6月16日までの日記


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