『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:582] 2006年01月01日(日) 16:04
[link:581] 2005年12月31日(土) 19:20
[link:580] 2005年12月29日(木) 22:03
[link:579] 2005年12月29日(木) 16:10
[link:578] 2005年12月27日(火) 01:26
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とはいえ、なんとなーく家の中を掃除。終了して、今。
みんな何してるのかなあ。
今年もなんとか無事に楽しくやってこられました。まわりの皆様のおかげでございます。アルバムに参加してくださった人、売ってくださった人、買ってくださった人、ライヴに参加してくださった人、観に来てくれた人、誘ってくれた人、一緒に仕事してくださった人、すべての力を貸してくださった人、本当にどうもありがとうございました。来年もドーゾドーゾ、よろしく、よろしくお願いいたします。
さて、実は私は『お正月』より『大晦日』のほうが好きです。
で、毎年、大晦日になると読みたくなる本があります。福音館こどものともの中の一冊、西村繁男氏作の『もうすぐおしょうがつ』です。1989年のクリスマスにずんちゃんがくれた本で、それ以来、ほぼ毎年年末になると必ず開いてみます。表紙を開くとずんちゃんからのMerry Christmasのひとことメッセージが描いてあって、毎年それを見るのもなんだかうれしい。
薄っぺらい本だけど、とにかくすみずみまで、この年末のなんともいえない非日常な(でも極めて毎年同じ感じな)雰囲気が本当に生き生きとみずみずしく描かれていて、何回読んでいても、16年経った今でさえ見るたびに小さい発見があり、感動します。
西村繁男氏の絵本には他にも『おふろやさん』とか『にちよういち』などがあって、とにかくその場の様子がほんとに生き生きとリアルに面白く描かれているものばかりです。中でもわたしはこの『もうすぐおしょうがつ』が大好きで、年末に必ず読みます。
あーもう読みたくなってきた。読も。
みなさまよいお年を!
来年も加藤千晶、加藤千晶食堂をどうぞご贔屓に。