『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の
中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ
[link:562] 2005年11月29日(火) 00:35
今日は中央線沿線。荻窪、西荻、三鷹、など。
どこのお店へ行っても、少しおしゃべりするとどこかかんかで誰かしらがちゃあんとつながっていて、本当に面白いし、そういうことを知るにつけ、自分が匂いを嗅ぎ分けた場所がまちがってない、という確認ができたような気分になってうれしい。
三鷹の上々堂書店で谷内六郎展覧会全5巻を見つけ即買い。
あと、ご本人にはお会いしたことないのだけど、blogで『おせっかいカレンダー』をたいそうほめてくださっていた南陀楼綾繁さんという方のコレクションで復刻されたチェコのマッチも。
ラベルがもうサイコーにかわいい。